秋晴れが続いて、爽やかな気候です。朝の気温も10度を切って5度近くと冷え込むようになりました。小屋の周りの落葉松も高い枝の先から少しずつ色付いて来たようです。庭の花も淋しくなりましたが、霜が来るまで頑張って咲いています。
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イワシャジン(岩沙参・キキョウ科)です。釣り鐘状の花の上にある髭?が横にピーンと張っています、以前にアップした鳳凰シャジンより一回り大きな花です。鳳凰シャジンはまだ花を残していますが、髭はくるりと巻き上げていました。葉が草モミジ風に、少し色付いています。
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リンドウ(竜胆)です。似たものにオヤマリンドウ、エゾリンドウなどがありますが、この花は高原に咲くごく普通のリンドウ、庭で花を開いてくれました。

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イヌサフラン(ユリ科)です。近所の方からこの春に、チュウリップの球根のようなものを20個ほど貰いました。狭い庭ですので植える場所もない、近くの空き地やドウダンツツジ、アジサイの下などに穴を掘って埋めておきました。10月に入って白い花芽を恐竜の首のように伸ばし、透明感のある花を咲かせました。ネットで調べやっと花の名前を知りました、オータムクロッカス、アキズイセンなどの呼び名もあるようです。花のあるときに葉はありませんが、これからギョウジャニンニクのような葉を伸ばす、この葉は有毒なのだという。

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ダイモンジソウ(大文字草・ユキノシタ科)、今年は花を付けないのかと諦めていたらやっと咲きました。同じ科のユキノシタと同じ様な花ですが、一回り大きな花です。
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センブリ(千振・リンドウ科)、昨年咲いていた場所から遠く離れたところで密やかに咲いていました。噛むと苦みが強く、胃腸薬として利用されてきました。花後に種をあちこちに蒔いたのですが、土を選ぶのか芽出しを見ていません。二年草のこの草花の一年目の葉は、細くなくて楕円形も見落とす要因かも知れません。

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マツムシソウのアップ、花は小さくなりましたがまだ庭で咲いています。
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シュウメイギクです。午後遅くの木漏れ日を受けて白く浮き立つ花、写真は朝夕が面白い写真が撮れます。
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ウメバチソウのアップ、この花も寒さに強い方です。
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庭で一輪だけ花を付けたコスモスです。成長が遅いので雑草と同じように抜かれる運命にあったのでしたが、辛うじて生き延びました。