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27日、秋の青空に誘われ小淵沢まで下りて行き、南アルプスの山と田圃、それらを背景に走る小海線の列車を撮ってきました。黄金に輝く稲穂も、10月に入れば刈り取られてしまいます。背景の山は左から、南アルプスの鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳です。ここから北岳は見えません、小淵沢駅を出た列車は大きな曲線を描き高度を上げていく線路を、ゆっくり甲斐小泉駅へと登っていきます。
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小海線がハイブリッドの列車なら申し分なかったのですが、2時間近くの間にやって来た数本は、在来のジーゼルカーだけでした。マッチ箱のような高原列車、小諸まで走ります。

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ソバが花盛り、今は休耕田がソバ畑になっているのです。昔は稲が育たないような土地でソバが多く栽培されていたのでした、日本は変な国になってしまいました。人間社会を見下ろす甲斐駒は、笑っているかも知れません。

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甲斐小泉に戻って、南アルプスの山脈を振り返りました。手前の林の裏側には甲斐小泉駅と平山郁夫シルクロード美術館があります。写真左に北岳の鮫の背びれのような頂きを望むことが出来ました。もうすぐ、初冠雪の便りが聞かれそうです。