秋分の日、青空が眩しい。横浜に帰ってきました、彼岸花が咲いています。山でも咲き出したので場所や気温などは関係がなさそう、全国一斉に咲き出すのは不思議です。ヒガンバナの名所には、カメラマンが沢山訪れているそうです。棚田の稲穂とヒガンバナの赤、絵になる風景にあこがれます。♪「赤い花なら曼珠沙華 オランダ屋敷に雨が降る 濡れて泣いてるじゃがたらお春 未練な出船のあゝ鐘が鳴る ララ鐘が鳴る」(長崎物語)。こんな歌はいつ頃はやったのでしょうか、すり込まれて忘れないでいました。

『ウィキベディア(wikipedia)』によると「日本に存在するヒガンバナは全て遺伝的に同一であり、三倍体である。故に、雄株、雌株の区別が無く種子で増えることができない。(遺伝子的には雌株である)中国から伝わった1株の球根から日本各地に株分けの形で広まったと考えられる」とのこと。マンジュシャゲ(曼珠沙華)とも呼ばれる多年草です。
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シロバナマンジュシャゲ、彼岸花は赤ばかりと思っていたらシロバナもあり、近くで咲いていました。少し黄色味を帯びているようにも見えました、園芸種なのかも知れません。

春から葉を落として休眠していたヒガンバナ、毎年、彼岸頃になるとニョキニョキと花芽を伸ばし真っ赤な花を咲かせます。転がり出た球根をあちこちの空き地に植えたので、自宅周辺は真っ赤な花だらけです。

群生しているヒガンバナは燃えるような赤が印象に残りますが、独立して咲いているのを良く見ると奇妙な形、造花のような花です。