朝から晴れていたのですが、立派な積乱雲がでていると思っていたら、天気予報通り3時頃から猛烈な雷雨。標高1100メートルの小屋のある山麓は、雷雲の中ですから雷鳴も「ゴロゴロ!」というよりは「ドカーン!」と聞こえてきます。この原稿を作っているときにも近くに落ちたらしく、ラジオが聞こえなくなりました、停電です。雷のときにはコンセントを抜いて、バッテリーでパソコンを動かしています。5時前になって停電も復旧、陽差しが戻ってきました。秋の高気圧が張り出してくるとか、明日からは好天が続くようです。

ホウオウシャジン(鳳凰沙参)です。9月に入ると庭の花も淋しくなってきたなかで、この花だけは咲き出したばかりで元気です。南アルプスの鳳凰三山にだけ生育するこの花、花崗岩の隙間からぶら下がるように咲く花の色は青色がもっと濃いようです。
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セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)。箱根の関所跡辺りで多いのでこの名が付けられたとのことです。シソ科なので葉は大きいのですが、花は1㌢程の筒状、直径は3㍉ほどと小さくいつも揺れているので、ピントの合わせにくい花です。

ホトトギスが咲き始めました。

白花のホトトギスです。

ツリフネソウ、この花は庭で咲いてたものです。小屋の周辺で今一番目に付く花、少し湿った沢沿いなどの斜面を赤く染めています。

キツリフネが最後の輝きです。赤のツリフネソウより早く咲き出すので花もそろそろ終わる頃、散歩の途中で群生しているのを見つけました。