
前回の続きです。コウリンカ(紅輪花・キク科)、赤味のかかったオレンジ色の花びらが垂れ下がるのが特徴で、山野草でこのような色の花は珍しいと思います。1~4までの写真クリックすると大きな画面で観ることが出来ます

オタカラコウ(雄宝香・キク科)、八島ヶ原湿原で咲いていました。山地の湿り気のあるところに群生、フキに似た大きな葉と高さが1~2㍍にもなるので目立ちます。ピンクの花はシモツケソウです。

マルバダケブキ(丸葉岳蕗・キク科)の花が咲き出したばかりのようです、これもフキに似た大きな葉。高さ1㍍ほどの花茎で大きな黄花、夏山らしい存在感のある花です。

カラマツソウ(唐松草・キンポウゲ科)、八ヶ岳の山麓でも咲いていましたが。キスゲの咲く車山のカラマツソウは、別な花のように綺麗に見えました。

アサマフウロ(浅間風露・フウロソウ科)は、フウロソウの仲間ではもっとも大型で赤色も濃く夏らしい花色です。

ハクサンフウロ(白山風露・フウロソウ科)が咲いています。アサマフウロを観た後でこの花に逢うと、可憐さが際だつように感じます。

ノコギリソウ(鋸草・キク科)も夏の高原には欠かせない花です。葉を観れば、名前の由来は誰にも分かります。

キリガミネヒオウギアヤメ(霧ヶ峰桧扇文目・アヤメ科)、霧ヶ峰固有のアヤメということで珍しいようです。花の中心部分に突起があるとのことですが、難しいことは分かりません。

シラネセンキュウ(白根川芎・セリ科)、セリ科の花の特徴とも言える小さな白い花を、茎の先に沢山付け咲いています。

クガイソウ(九蓋草・ゴマノハグサ科)が風に揺れる高原の風景は良いものです。群生しているのを撮りたかったのですが、良い対象に巡り会えませんでした。この日はキンバイソウとのツーショットです。

ツリガネニンジン(釣鐘人参・キキョウ科)は背が高くなるので、他の草に寄りかかったり一部は倒れて咲いています。釣鐘状の小さい花を沢山付けて咲きますが、全体を撮ろうとすると難しい花です。