関東地方の梅雨明けはまだのようですが、ここ数日は晴れて暑い日が続いています。太平洋の高気圧に元気が無いので不安定な気象になる、ということで雲も多いし夜半には雨のパターン。山から雲が取れないと、登るにも写真を撮るのにも良くありません。夏は夏らしくガンガンの暑さ、眼が眩しくなるような青空を待ち望んでいます。

ユウスゲが次々と花を咲かせ、夕方の散歩に楽しみを与えてくれます。次の日の午前中までがこの花の命です。この日のデジカメは「RICOHのcaplio」という10年以上前の年代物、3.2MEGA PIXELSと画素数は劣るものの接写は1㎝から出来る優れもの、今回は花をアップで撮ろうと、久しぶりにこのカメラで撮りました。普段使っているNiconのCOOLPIXやD40などに負けません。
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シモツケソウ(下野草・バラ科)が庭で咲き始めました。

シモツケソウの花をアップで写しました。ピンクのモヤモヤとしたものが、小さな花びらと良く伸びた蕊であるひとがよく分かります。

シモツケ(下野・バラ科)は陽当たりの良い山麓で沢山咲いています。赤い色の出具合には、生育している場所や日照などによって差が出るようです。

シモツケの花のアップです。五弁の小さな花が集まって、なにか蠢いているようにも見えます。

オオバギボウシ(大葉擬宝珠・ユリ科)が咲き始めました。蕾が和橋の欄干にある、擬宝珠に似ているのでこの名になったという。

オオバギボウシの下を向いている花のどアップです。

ヒヨドリバナ(鵯花・キク科)が咲いていました。渡り蝶のアサギマダラが三羽、蜜を求めて花に群れていました、近寄っても直ぐに花に戻ってきます。

イケマ(ガガイモ科)が白い花を、半円球にして咲き出しています。ハート形の葉っぱ、蔓を伸ばしてからみつきます。

イケマの根は有毒ですが、新芽は癖が無く美味しい山菜です。シオデより半月ほど早く採れ、知られていないので沢山収穫できるのが嬉しい、アスパラに似たシオデにも負けない味です。この写真は6月12日に編笠山に登る途中の、大平県有林近くで採り写したものです。

ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花・ゴマノハグサ科)が咲いていました。人の背丈ぐらいの大きさ、葉や茎は灰白色の毛に覆われいてます。昨日の散歩は何と10㌔も歩いて、八ヶ岳横断道路近くの牧場まで来てしまいました。花の背景の黒いのは放牧中の牛です。