今日から7月、梅雨は中休みで東京などは三日ぶりの夏日になったとのこと。3時過ぎてからでしたが青空に誘われ、デジカメ片手に横浜の自宅近く円海山までウオーキング。梅雨時の野の花たちを観察してきました。

八重のドクダミが咲いていました。他の草たちに生育地を奪われていますが、今年も密かに木陰で咲いてくれました。ここに八重のドクダミがあることは、ほとんど知られていないので残っているのかも知れません。写真をクリックすると大きな画面で観ることが出来ます

ノアザミ(野薊・キク科)がもう咲いていました、棘が痛そうで手折ることは無理ですね。

ヒメジョオン(姫女苑・キク科)が咲き出しました。ハルジオンが終わって、野原や山地を暫くは彩ってくれるでしょう。

イヌタデ(犬蓼・タデ科)別名アカマンマが、陽射しを受け赤く輝いていました。赤い花を赤飯に見立ててのアカマンマ、昔は子供のままごとに使われたのだが、こんな命名の由来も通じなくなってきたようです。

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い・タデ科)別名トゲソバを見つけました。茎のトゲと三角の葉が特徴のこの草、継子に対して辛くあたった命名の由来があったことを思い起こすと悲しみが募ります。

アジサイの花は小さく見逃してしまいます。手鞠のような装飾花の中にポッンと、本当の花があります。

赤とんぼが飛んでいました。もう秋が来たのかと勘違いしそうですが、アキアカネ、ナツアカネとも言う赤トンボは6月末から7月にかけて成虫になり、夏は山で暮らし秋に里に下りてくるのです。今日は標高1000㍍近い山に向かう途中、円海山で一休みをしていたのでしょう。持参したのはコンデジです、50㌢近くまでそーっと近寄っての撮影でした。