関東甲信越は梅雨入りした模様、というニュースを聞きながら八ヶ岳山麓に来てしまいました。台風5号接近で大雨の予報も出ていましたが、幸い大雨にたたられることもなく八ヶ岳の小屋に到着。雨は夜からは本降り、東海沿岸などは雨量も多かったようですが、内陸部の山は午後には雨も止み夕方には薄日も差してきました。今日は寒く4月末の陽気だとのこと、雨の日の仕事として残してあった壁紙の張り替えを、NHKのラジオを聞きながらの一日仕事として、やり終えたのでした。

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キジムシロ(バラ科)は一株だけ残してあります、ミツバツチグリやヘビイチゴと同じように地面に張り付くように咲く花です。大きな三枚の葉の下に小さな葉が2枚、2枚と対生に付いて大株になって咲くので見分けることが出来ます。クリックすると大きな画面を観ることが出来ます
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ミツバツチグリ(バラ科)、小さな黄色の花が日の光を受けて、反射するように輝いています。ライナーを伸ばして増えすぎるので、庭ではいつもむしり取られる運命にあります。
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ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)は花に照りがあります。平地にもあるウマノアシガタやキンバイソウなどキンポウゲ科の花は似たものが多いので、見分けるのに苦労します。これはご近所から頂いたものですが、繁殖力が強く増えています。
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ヤツガタケキンポウゲ(キンポウゲ科)、八ヶ岳特産のキンポウゲ、小屋の近くを散歩していて草むらで見つけました。花茎が長くヒョロヒョロとしたのが特徴のこのキンポウゲ、写真を撮るのに苦労する花です。
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サワフタギ(ハイノキ科)が梅雨入りを喜ぶようにあちこちで咲きだしました。花だけを観るとミヤマザクラによく似ています。クリックすると大きな画面を観ることが出来ます
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ユキザサ(ユリ科)がやっと満開になりました、細かい白い花が、笹のような葉に雪のように付くことからこの名が付けられたようです。芽が出てくるのを見ると、アスパラのように太くて柔らかそう、山菜としてのオオユキザサと同じなのかもしれません。
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ギンラン(ラン科)、林の中で清楚な小さな白い花を付け咲いていました。開花してもあまり開かない地味な花なので、採られることもなくよく見られます。
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アマドコロ(ユリ科)は苅られても芽を出し丈夫で、小屋周辺では何処でも観ることが出来ます。茎をさわると角張っているので、円柱形のナルコユリと見分けることが出来ます。