大型連休が終わって、八ヶ岳山麓は静かになりました。寒い日もありましたが、ここのところは連日良い天気が続いて爽やかな陽気。インターネットとも無縁の山暮らしを強いられてきましたが、今日、待望の光ケーブルがわが小屋にも繋がり社会と接点が保たれるようになりました、何とも嬉しいかぎりです。近くのインターネットカフェが休業して不便な毎日でした。たまった写真を整理しながら、山からの遅い春の便りをアップして参ります。

標高が1100㍍と寒さの残る山の中ですが、芝桜などが満開になりました。芝桜の名所を沢山聞くようになりました、寒さに強く成長も早いので公園などに沢山植えられているようです。私の庭でも、他の山野草たちのスペースを奪うように広がっています。写真をクリックすると大きな画面で観ることが出来ます

サンカヨウがカニ蝙蝠の羽のような葉を広げ、白い小さな花を咲かせました。

シラネアオイが少し留守した間に芽を出し、開花しました。芽を出してから一週間も経たずに花を咲かせる早さは、さすがに高山の植物です。

白花のエンレイソウが、これも芽を出したら直ぐに咲きだしました。実生から育った一年目、二年目のエンレイソウが芽を出しています。カタクリと同じで、花を咲かせるには何年も待たなければなりません。写真手前のハート形の葉が2年生、細長いのが1年目の子供です。

アズマイチゲ?以前アップした薄紫のキクザキイチゲと同じと思っていました。八重の花もあったので葉をよく見ると、キクザキとは少し違うようです。

黄花のイカリソウが咲き出しました。

白花のイカリソウ、横浜から移植して5年目で大きな株になりました。

八ヶ岳山麓で何処でも観られるイカリソウ、赤紫色と地味な色合いです。黄や白花にくらべ咲き出しが一番遅い花です。

名前は分からないのですが、ピンク色が入ったイカリソウも咲き出しました。このイカリソウは園芸店で買い求めたものです。