昨日(23日)は横浜にも雪が降りました、初雪だそうです。寒い中、知人の葬儀に参列して午後に帰宅すると、朝うっすら積もっていた雪は消えてしまいました。山沿いは結構積もったようですが、私のところは横浜の南部、雪の写真は撮れませんでした。低気圧が発達、強い寒気が入って北陸や東北、北海道は25日にかけて大荒れとのことです。しかし今日の横浜は、陽ざしもあって暖かい。円海山まで散歩の足を伸ばして春を探してきました。

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オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)が、陽溜まりの土手でもう咲いていました。コバルト色の5㍉程の小さな花です、春の盛りに星を散りばめたよう道端一面に咲いてくれるのが待たれます。
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ホトケノザ(シソ科)も寒さに耐えながら、花を付けています。春の七草とは別種、仏様の台座のような葉の形からこの名前になったのがよく分かる形です。
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ロウバイの後を追うように、春一番に咲き出すマンサク(マンサク科)が、小さなお寺さんの境内で満開でした。他の花に先駆けて、まず咲くからこの名になったそうです。4枚の細い黄色の花びらが、枯れ葉をつけたままの枝の節々から咲く様は面白い。シナマンサク(支那満作)が本当の名前のようですね。
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マンサクの咲いていた境内の草原で、春の使者フキノトウ(蕗の薹・キク科)を見つけました。蕾には寒さに耐えられるよう、包が取り巻いています。今日は採らずに、写真だけ撮って帰りました。
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円海山から見た今日の富士山。左には箱根の山々、右に丹沢山塊を従えて聳えています。箱根や丹沢の山も雪化粧していました。クリックすると大きな画面で見ることが出来ます