今日、暑い横浜に帰ってきましたが、その前に稲穂と甲斐駒ヶ岳が撮れればと、14日に小淵沢町の岩窪地区に行ってきました。秋雨前線の影響でしょうか、すっきりした青空は望めませんでした。田圃は稲穂が黄金色になって、稲刈りも間近そうです。青空を突き刺すような甲斐駒と黄金の稲穂の波、そして小海線の列車もと欲張ったのですが、南アルプスの雲はなかなか取れませんでした。

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「風林火山」の字が、田圃の中に浮かび上がっています。黒米?を植えたのでしょうか、風林火山の幟や北杜市の旗が立っていました。NHKの大河テレビドラマのお陰で、北杜市にも観光のお客様が大勢訪れたようで、小海線の列車もあやかってか「風林火山」が描かれています。稲刈りまでのもうしばらくは、列車のお客さんに喜ばれそうです。クリックすると大きい画面で見られます、ソバの花も

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ソバの花の白と稲穂の黄金色が高原の秋を彩ります。一枚目の写真を撮ったのが16:02分で、二枚目のこの写真は17:17分に撮りました(デジカメの記録による)。小海線の列車は一時間に一本ほどですから、移動しながら何枚も撮るなどは敵いません。甲斐駒の頂にかかった雲は、辛抱して待ったのですが取れません、今日はここまででした。

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八ヶ岳山麓にはソバ畑が沢山あります。ソバの花も、花として眺めてみると綺麗なものです。

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アサギマダラが南に帰る途中、私の小さな庭に立ち寄ってくれました。シラネセンキュウの小さな花から蜜を吸っていますが、ぶら下がったままで羽を閉じています。羽を開いてよ!と指で触ったら他の花に飛んでいきました。黄色の花はオタカラコウです。
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マツムシソウの残り花に飛んできたアサギマダラ。7月に北上するときに立ち寄ったアサギマダラの羽は傷んでいましたが、この蝶は綺麗です。ゆったりと羽ばたいて良い写真を撮らせてくれました。単独で飛んでいるこの蝶は、何を目標にして南の島まで渡っていくのでしょうか。大変な能力を持ったアサギマダラには脱帽です、自然は不思議がいっぱいありますね。