梅雨空が続き山行きを躊躇してしまう、そんな頃に咲くツクモグサ。八ヶ岳の標高2800㍍、横岳周辺と白馬岳だけが本州での自生地です。オキナグサと近縁のこの花、回りに産毛のようなものが多いのは、高山に咲くからなのでしょう。前回アップしたとき一枚しか載せませんでしたが、沢山撮った写真をボツにするのも忍びなく、花の名前が分からず不掲載だったのと合わせての続編です。

背景中央に霞んでいる山は、八ヶ岳の主峰・赤岳です。



天気が悪いと花は閉じたままで、開いてはくれません。開いてくれた花に出会えて、登ってきた甲斐がありました。


オヤマノエンドウです。青紫系の花はこの花だけでしたので目立つ存在、花のピークは7月の初め頃ですから、梅雨が明け登山シーズンになってからでは見られないかも知れません。草のように見えますが、小さな木です。

チシマアマナ 八ヶ岳では6月下旬から7月にかけて風衝地、砂礫地に咲きます。

ウルップソウ、少し咲いているのが撮ってありました。

ミネズオウ→

コメバツガザクラ