関東甲信が梅雨に入ったと発表された翌日から、なんと晴れて暑い日が続いています。今日(20日)も八ヶ岳山麓は夏です。雨も降りそうにありませんので、16日にカミサンらと八ヶ岳にやって参りました。カミサンらは昨日、帰浜しましたが私は山に居残っています。

精進湖から見た富士山です。鳥の雪形が今年はやっと観られるようになったと、ニュースで聞きました。暖冬の年は富士山の雪が多いのだそうで、山開きが心配とのことです。ここ精進湖まで来ると、鳥形はハッキリしませんが、途中の鳴沢村あたりで同乗のカミサンらはよく見えたと言っていました。

翌16日、霧ヶ峰に出かけました、秋のような爽やかな快晴です。白樺湖周辺で満開のレンゲツツジは、車山(1925㍍)まで来るとまだ早いようでまだ蕾です。花は観られませんでしたが、この時季に360度の展望を得られたのは何よりでした。北アルプスの穂高や槍ヶ岳をハッキリ見渡せました。クリックすると大きな画面が見られます。

南アルプスの(左から)甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳なども、ハッキリと指呼出来ました。

私の愛する八ヶ岳も全貌をさらけ出しています。山裾を長く引いたあたりが小淵沢かな?富士山がその上に霞んで見えています。

車山肩から車山山頂、蝶蝶深山を周って元の車山肩まで戻りました。後一ヶ月もすればこの辺りはニッコウキスゲが咲き乱れて、山全体が黄色に染まる筈です。車山山頂に観光客らは多いのですが、高原歩きのコースに人はまばらです。まだ花は少ないものの、キンポウゲやスズラン、アヤメなども咲き始めました。

帰り道、白樺湖が近くなった車山の山裾で黄色の花を見つけました。車を止めて登っていくとニッコウキスゲです。南斜面なので一足早く咲き出したようです。