梅雨入りも近いのでしょう、晴れていてもここ数日八ヶ岳の山の頂からは雲が取れません。山麓はヤマツツジの赤が、新緑に映える季節となりました。雨の多い季節は、山も静かで私は好きです。梅雨は梅雨らしく雨がしっかり降ってくれないと、草や木も育ちません、空梅雨にならないよう祈りながら昨日、横浜に帰ってきました。

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八ヶ岳大橋の駐車場から八ヶ岳連峰を写しました。川俣川の渓谷も緑の中に埋もれています。山頂近くの雪も、南東側はほんの少しを残すのみです。谷を覗き込むと、大カメノキかガマズミ、ミズキなのでしょうか、白い花が満開に咲いています。

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私の庭のコイワカガミが咲きました。オオイワカガミの半分もない小さな葉ですが、花は同じぐらいの大きさ、丈夫で育て易い花です。

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フタリシズカが咲いています。写真のこの花は庭の端にあったので、かろうじて生かされてきました。名前の由来が静御前と関係あるのか、分かりません。
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ギンランです。この花は山麓の林縁で、この季節によく見かけます。花が小さいので盗掘されないのでしょう。
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不気味な花?はマムシグサです。平地にあるウラシマソウと似ていますが、釣り糸のようなものはありません。秋にはトウモロコシのような、赤く大きな実を付けます
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ウワバミソウと名前も恐ろしげなのは、蛇の出そうな湿地に生えているから、山菜としての愛好家も多い。写真のこの草はシモツケソウの株の中で育っているので、毎年顔を出します。
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ハルジオン(春紫苑)です。平地でも何処にでも生えていますが、山荘近くで見つけたこの花はピンクが濃く出ていました。今でこそ雑草扱いですが、元をたどれば園芸種、名残があります。