一昨日(9日)は7月の暑さ、近くの山にワラビ採りに出かけました。今年は暖かいこともあって、昨年より大分早くワラビがでているようです。

甲斐駒ヶ岳は霞んでいます。カラマツの新緑が眩しいほど目に染みます。

レンゲツツジの大株は、蕾が大豆ほどに大きくなってきました。枝が見えないほどに朱色の花が咲くのは、もう少し先のようです。

山荘の庭のレンゲツツジは標高が低いこともあって、小豆粒ほどの花芽は親指ほどの大きさになりました。花が六つほどに分化して朱色が見えてきました。

弁当持参のワラビ採りですから、気合いが入っています。2時間ほどでレジ袋いっぱいの収穫でした。

我が家の山ウドも大きくなって、もう食べないと大木になってしまう。ということで山菜を食らう仙人はこの一本を残し昨日収穫たのです。

ギボウシが芽を出してきました。葉巻のような状態が一番の食べ頃です。

ギボウシと間違えやすいバイケイソウ、ミヤマキケマンと一緒に顔を出してきました。これは毒草です。

沢山採ったワラビは、その日のクール宅急便で自宅へ送りました。残ったのを灰で一晩アク抜き、水につけておいたものをオカカと醤油でシンプルに食べる。私は、これがワラビの一番好きな食べ方です。

ウドの茎の部分は皮を剥いて、キンピラにしました。彩りを添えるため、人参を入れてみました。柔らかなところは天ぷらがよいのですが、一人分は厄介ですからタラの芽と一緒に炒めて食べました。イタドリが採れるようになったら、またキンピラをつくりたいものです。