今日は久しぶりに風もなく暖かな春らしい陽気に戻りました。明日からは大型連休ということで山
も人の姿が多くなるでしょう、我が山荘もカミサン達が来るので賑やかになりそうです。三分一湧
水近くのスタンドで、スタッドレスをノーマルタイヤに履き替えを頼み、その間に近くを散策、春
を切り取ってきました。タンポポとオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウが群落を作っています。
どれも珍しい花ではありませし、人の手が入っていない自然そのままの原っぱですが、植えられた
花よりもしっかりと地に根を下ろしているな!と感心しながら眺めてきました。
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ヒメオドリコソウだけの群落も見事で、人工的でない美しさがあります。
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三分一湧水公園のオキナグサが満開です。花が終わると名前の由来でもある翁の髭のような、チングルマと同じような毛に変わるのが不思議です。地味な花ですので満開でも気づかない人も多いようです。
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梢を見上げるとカラマツも新芽が膨らんできたようです。昨年植えた三ツ葉ツツジが花の少ない山荘入り口で、爽やかな色で咲いています。
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日本サクラソウが花芽を伸ばしてきました。暖かな日がこのまま続けば、後数日には花を見せてくれるでしょう。
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朝起きると久しぶりの快晴です。木の間越しに甲斐駒などが白く輝いています。我が家の窓から南アルプスの山脈を望めるのも今しばし、もうすぐ木々の芽出しが本格化し緑葉に覆われると何も見えなくなります。北岳甲斐駒ヶ岳を観に甲斐小泉駅近くまで降りて行き写したものです。

     「たんぽぽ」    作詞 門倉 訣、 作曲 堀越 浄
     1. 雪の下の故郷の夜 冷たい風と土の中で
    青い空を夢に見ながら 野原に咲いた花だから
         どんな花よりタンポポの 花をあなたに贈りましょう
    どんな花よりタンポポの 花をあなたに贈りましょう
(1976年の作品。この作品の作られた背景には、大企業における不当な合理化や思想差別との闘いがあった。今では子どもからお年寄りまで広く口ずさまれています)

    「いぬふぐり」  作詞・作曲 すずきみちこ
    1. 丘は今も柴山 イヌフグリも咲いている
       息をはずませて登った くにさんと一緒に登った
    5. イヌフグリを忘れない くにさんを忘れないずっと
        戦争の悲しさを忘れない 戦争が起こらんようにする
(1950年、朝鮮戦争が勃発。戦争反対を今こそ表明しなければと作られた曲。うたごえ運動の中で全国に広がり、オオイヌノフグリが咲いているのを観ると、私は今でもこの歌を口ずさみます、特に5番の詩は反戦を強くアピールしています)

          「歌声サークルおけら」http://bunbun.boo.jp/sub4_index.htm
おけらmidiを開き曲名を検索すると、上記の「たんぽぽ」「いぬふぐり」などの楽譜やメロディーを聴くことが出来ます。