さくらの便りが聞かれるようになって、ようやく春本番らしい陽気、暖かくなりました。春風に
誘われカミサンらと29日に八ヶ岳に来ました。八ヶ岳山麓では、春まだ足音が聞こえるほどで、
「春は名のみ」草花たちの芽がやっと動き出し始めたところです。それでも山から下に降りてい
けば、桜も咲いています。30日に行ってきました「山高神代桜」、今年は満開の桜が観られて大
満足でした。
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「新日本名木百選」にも選定されている天然記念物のエドヒガンザクラ。推定樹齢2000年というのは「?」ですが、根回り13㍍、半分枯れかかっても立派に今年も花を咲かせて、訪れる人たちを喜ばせています。この根回りの迫力を出せたらと、アップで撮ってみました。この画面をクリックして、この樹の迫力を観て下さい。元画像を50㌫に圧縮したのですが、まだまだ大画面です。
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北杜市武川町の実相寺境内にある「山高神代桜」は、周囲の若い桜と比べると花の色の白さが際だっていました。昨年は咲き始めの頃に来て、ピンク色が強かったように感じたのでしたが、今年は満開状態で白っぽい色です。樹齢により白くなるようなことを、地元の方は話していました。これは正面から撮ったもの、数年前までは枯れかかった幹に屋根が掛けられていました。
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実相寺の桜たち、雪を抱いた甲斐駒ヶ岳が見守っています。「山高神代桜」は中央左の背の低い桜です。
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身延山の有名なしだれ桜の子どもも、40歳?になって貫禄が出てきました。
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ソメイヨシノの巨木に囲まれている桜の名所、清春白樺美術館に行ってみました。小さなアトリエ等も沢山あって、この辺りは清春芸術村と呼ばれています。こちらの桜はあと2~3日で咲き出すといったところ。白樺派の理想を実現した美術館には印象派、白樺派の作品が所蔵されているとのことでしたが、この日は庭だけを見学して帰りました。
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カタクリが咲きました。蕾が大きくなったので、そろそろ咲くかと思っていたら今朝の気温が10度、日中には20度近くまでになり一気に開花しました。甲府では夏日だそうです、異常な気温上昇ですね。寒の戻りがあるようなので、芽を出したばかりの草花たちにとっては安心できない季節です。