春の嵐が去った今日は快晴、気温も20度近くまで上昇し汗ばむほどの陽気です。家の周りの草むしりを終えて、春の花たちを探しに円海山へウォーキング。うっかり見落としていましたが、ウラシマソウが花を付けるほど大きくなって、釣り糸?をもう伸ばしていました。八ヶ岳山麓に生えるマムシグサとそっくりです。

キブシが咲いています。10㌢近いひも状の花穂を一列にぶら下げ、春先の雑木林を明るくしてくれます。関東では垂れ下がったフジの花を連想させることから、キフジ(黄藤)とも呼ばれているようですが、かんざしの下げ飾りにも見えます。

黄色の花が終わると誰も見向きもしない、ただの雑木林になります。



タチツボスミレが山道のあちこちで咲いています。スミレの中で一番多いのがタチツボのようです。

ここ円海山からのダイヤモンド富士は、23日が山頂へ太陽が落ちるのでした。残念なことに春の嵐で観ることは叶いませんでした。今日は右にずれています、21日の写真と比べると5日の間にどれだけ太陽が動くかが分かります。午後には晴れていても霞んで見えない富士山が、日没頃に浮かび上がってくる神秘さを、今日も眺めていました。