八島湿原で山野草に逢ってきました。久しぶりの夏らしい快晴、湿原の花を撮るには少し遅かったかな、との思いを抱きながらやって来ました。しかし、来て花を見れば、何もかも忘れてしまうのです。
20種ほどの花をデジカメで撮りましたが、丁度盛りの花に絞ってアップしました。初めはアカバナシモツケソウ、シモツケソウと比べ赤の濃さが見事で、草原を赤く染めています。エゾカワラナデシコの赤と、花の切れ込みが深くハッキリしているのが印象に残りました。
ハクサンフウロも見頃で、湿原のどこでも見られました。花びらにしわのあるアサマフウロの赤も、夏の光に照り映えて輝いています。ハナチダケサシの群生も好きです。ひっそりと咲くコウリンカ、カラマツソウの優しい風情、遠くからでも見付けることの出来るキンバイソウ、オニシモツケの群落。
何時来ても裏切らない、何かに出会える自然のありがたさに、今日も感謝の一日でした。