15日から八ヶ岳に来ています。連休初日は山も29度と真夏の暑さ、庭の草花たちも雨が無かったのかぐったりしていました。水撒きをしたその夜から皮肉にも雨が降り出し、17日からは毎日が土砂降りです。そんな雨の中、蓼科東急リゾートに予約を入れていたのでお泊まりに出かけました。晴れていれば行きは車山を歩き、帰りは麦草峠を越え八ヶ岳をぐるっと回って帰る、という予定でしたが雨には勝てません。温泉に入っただけでどこにも寄らず、片道38.7㌔のドライブ(近いのです)をしただけで山荘に帰りました。山に来て泊まりに出かける、という発想は男にはありません。カミサンにとっては家事をしなくて済むのが良いらしく、白馬か蓼科に泊まりがけで行くのが楽しみなようです。
19日にカミサンらは横浜に帰りました。列車で小淵沢駅から帰る予定でしたが、連日の大雨で中央線も韮崎から先が止まってしまいました。仕方ないので、動いている甲府駅まで中央道を40㎞走って送り、お帰り頂きました。雨も峠を越え小降りとなり、南アルプスや八ヶ岳の山なども見えるように回復、甲府始発となった特急にも乗れ、四時前には自宅に帰り着いたとの連絡でホッとした一日。やれやれ、これで暫くは自由の身となります。
満開のヤマホタルブクロが、連日の雨に打たれやっと立っています。咲き出したばかりのシモツケソウも日射しがないので元気がない。ユウスゲも雨にたたかれ、花はピンと伸びても直ぐに萎れてしまいます。先日アップした天の河原の凛としたあのユウスゲとは大違い。オカトラノオとオオバギボウシは、雨の中ですがしっかり咲いています。キキョウは蓼科の帰りに立ち寄った実践農業大学の売店で買ったもの。いずれの写真も傘をさして、我が庭で撮ったものです。
三日も降り続いた雨で、長野でも土砂崩れなどの災害が起きています。私のいる北杜市は山梨ですが長野との県境で、もちろん山ですから雨も十分すぎるほど降りました。もう雨は結構です、暴れている梅雨前線が早く消え、ぎらぎらの太陽が早く戻ることを、山に居残った私はただただ祈っているところです。