八ヶ岳にある山荘の小さな庭では、連日の雨で野草たちも元気に育っています。雑草?と生存競争をしています。やっと芽を出したもの、この時季になったのにまだ芽を出さないで心配させるのと、いろいろです。
山桜が、雨に打たれて花びらを散らしています。スイセンや三ツ葉ツツジも花を終え、レンゲツツジが蕾を膨らませ、赤色が見えてきました。レンゲツツジの朱色は濃い緑や青空に映えます(咲いている写真は昨年のもの、青空が待ち遠しい!)。ここ数日の天気は、まさに梅雨そのものです。晴れの日が続いて、気温がもう少し上がってくれれば良いのですが。
私の山荘の日本サクラソウが満開です。八ヶ岳山麓の川沿いや湿地を歩くと、サクラソウが自生しているのを見られます、この地が生育に適しているのでしょう。横浜の自宅にあった何種類かの日本サクラソウをこちらに移植しましたが、葉の色や株の増え方をみれば元気さの違いは明白です。
イカリソウも花はそろそろ終わりです。いつも下を向いて咲いている黄花イカリソウが、なぜか上向きに咲いています。白花は清楚です、赤紫のイカリソウはこの地のものであまり目立たない咲きようです。
ウラシマソウにそっくりな、マムシ草が花をもちあげてきました。今は30㎝位の背丈ですが、一㍍ぐらいに大きくなります。秋になると小さなトウモロコシのような、真っ赤な実を付けます。