一対一の男女の間で結ばれる純愛を指す社会学上の概念である。近代における恋愛の一種の理想としてしばしば扱われる。
一時の衝動による相手への執着ではなく、人格的な結びつきによる愛情であるが、プラトニック・ラブとは異なり、精神的・肉体的に相手と一体になることを求める。経済的、政治的な打算などではなく、純粋に二者間の間
にある愛着だけで結びついた関係である。常に男と女の一対一で育まれる愛情であり、相手以外の者に恋愛感情を向けることがない。恋愛対象を「運命の相手」とし、一生の恋愛関係にあることが理想とされる。そのため結
婚は恋愛感情と結びついたものとして一生維持される。
近年、結婚はロマンチック・ラブを経た結びつきであるべきだという感覚が普及し、恋愛結婚や近代家族のあり方を規定していると指摘される。その結果、日本ではお見合い婚が減り、恋愛結婚が増加したといわれている。