2015年6月4日
カラー液晶モニターの設置


 相変わらず、東芝の反応無し。狸穴の中に閉じこもっているようです。

 仕方がないので、東芝のやりたがっていた 「カラー液晶モニターの設置」 をこちらの判断で設置を許可した。

 東芝には、シミュレーションの瑕疵が明確になった場合の対処方法を、事前に連絡するよう要求していたが、例によって無しのつぶてである。

 東芝に、現実の世界を認識させるために、こちらの判断で設置させた。

 ただ、残念ながらせっかく取り付けた 「カラー液晶モニター」 なるものが、それほどの情報が得られるものでは無さそうである。
 モニターの仕様等は、下に資料を添付した。

 このモニターで得られる情報は
  発電状態、発電量実績、発電量過去比較が判るそうです。
    但し、判るのはパワコン毎の数字だけです。
    何れもパワコン自体の液晶表示で判ることの、記録が残るだけです。
  システム情報や各種設定表示をして貰っても、特に役には立ちませんね。
  ここには出ていませんが、電圧抑制の状況が記録に残ります。

 今、この不具合を解析するのに必要なのは、パワコン単位では無く、そのパワコンに繋がったアレイ単位、もっと言うとパネル単体での発電状況の情報である。

 パワコン単位でしか計測できない 「カラー液晶モニター」 では、以前からこちらで解析している、パワコンの液晶表示を使った方法と全く同等で、シミュレーションがどこをどう間違えているのかの解明には、参考とならない。
 (まあ、それは解明したく無いのでしょうけどね)

 せいぜい余分に出来るのは、電圧抑制の状況把握くらいのものである。
 しかし、残念ながら電圧抑制では、ー12.5%の説明は出来ない。
 母屋の影を考慮していないのが2.5%で、後の10%は東芝の水増しシミュレーション値である。
 

 東芝のWEBで調べたモニターの情報です。

 なんとまあ、こんなものが10万円もするんですね。 
 10万円の投資をする価値は絶対に有りません。

 ところで、画像の下の説明部分に 「パワーコンディショナは最大12台まで接続可能です。」 と有ります。

 ところが驚いたことに、我が家のパワコン3台には、それぞれに1台が専用に設置されました。
 合計で、30万円です。きっと、工事費は別途になりそうですね。ああ、専用ケーブルも要るんだ!!

 こんなところでも、顧客に余分なものを買わせようとしているんだな。お見事!!と言う所かな??
            (もちろん我が家は支払いませんが)


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*本機は全量買取制度に対応した商品です(余剰電力買取制度には対応していません)。余剰電力買取制度にて表示器を使用する場合は、TPV-CM002Dをご利用ください。
*パワーコンディショナは最大12台まで接続可能です。ただし、パワーコンディショナの組み合わせの定格出力合計が50kW未満の場合に表示が可能です。
*カラー表示ユニットは無線の場合最大5台まで増設可能です。複数台接続する場合、専用ACアダプタなどのオプション品が必要です。くわしくは販売店にお問い合わせください。
*本機は計量法上の特定計量器ではなく、電力会社の売電電力量算定には別の計器が使われることと、本機での計算・表示上の四捨五入処理から、電力会社の算定する売電電力量とは異なり得ます。 *TPV-CM003Aをご利用になる場合は、別途PCS間通信ケーブル(屋内外共用)の手配が必要です。
*必要な長さのPCS間通信ケーブル(屋内外共用)をパワーコンディショナの台数と同じ本数手配ください。型式「KP-CH-A4VG**S」以外のケーブル、市販のケーブルは使用しないでください。