2015年6月2日
シミュレーション値を達成する手段


 さて、先日東芝から、設備業者経由で転送されて来たメールを読み直してみたら、ひとつ解決策が有りました。

  「影の影響であれば、そのシステムのみを影の影響のない母屋に移設する検討が出来る」
東芝としてこの検討が出来るので有れば、
  「#2および#3パワコン設備のみを母屋に移設する検討も出来る」筈である。


この場合の、発電予測をしてみた。

材料は「5月14日」の記事に書いたデータ
発電パネルは、全体では西面に6.5KW、東面に7.5KW設置
  #1パワコンは、西面に1.5KW、東面に4.5KW
  #2パワコンは、西面に4KW          (西面はシミュレーションとの乖離がはなはだしい)
  #3パワコンは、西面に1KW、東面に3KW (この東面には母屋の影がある)
および
  #1パワコンは、1846KWhを発電
を使います。

もうひとつの材料は「5月18日」の記事に書いた、東芝が臆面も無く出してきた母屋のシミュレーションである。
  8.250kWシステムの年間発電量は、約9693kWh
  これを信じると、母屋の南面に移設した8KWパネルは、年間9399.3Kwh発電するはずです。
  ただし、これは東芝のシミュレーションなので、0.9掛けの8459.3Kwhが実力でしょう。
  これを、5月14日の記事の期間に換算すると、
  8459.3×4533÷14313.8=2679.0KWhとなります。

ここから
  お部屋に残した6Kwパネルは、1846Kwhを発電しており、
  母屋に移設した8Kwパネルが、2679Kwhを発電すると、
  合計は、何とか4525Kwhとなる。
  元々の契約時に東芝が提示したシミュレーションの、この期間の値は4533Kwhで、
  4525÷4533=99.8%となる。

  ここまでしてもまだ、東芝のいい加減なシミュレーションを達成出来ない訳であるが、
  これ以上の対応しようとすると、#1パワコンから0.25Kw分の移設も出来るが、
  まあ、対費用効果としては、わざわざ移設する程でもないでしょうね。

これが、東芝のいい加減なシミュレーション値を実現する、今のところの唯一の方法です。
東芝がこれを理解し、東芝の責任で実施するかどうかは、これからの問題である。

ただし、この対策をすると、当初計画の22.25Kwシステムは、完全に断念となる。
う~~ん。夢が消えるなあ!! ざ・ん・ね・ん!!!