2015年7月23日
東芝はシミュレーションに使った「地域別日射条件」を顧客に開示しない。

 東芝は、発電シミュレーションに付いて、
「※年間予測発電量は、システムの容量、地域別日射条件、システムの各損失を考慮して算出した見込み値です。」
 と言っています。
 それでは、我が家のシミュレーション値を出した時の 「地域別日射条件」 を教えてくれと言っていますが、何も返事が有りません。

 きっと、東芝にとって何か、都合の悪いことが有るからだろうと思っています。
 こちらで、「地域別日射条件」らしきものを探してみました。

 気象庁:近永 年ごとの値 詳細(風・日照)・・・リンクしています。

 この辺りのデータが使われている可能性が高そうです。
 年ごとの日照時間をグラフにしてみました。
年間日照時間
 1987年は、あまりに異常値なので無視をします。

  みなさん、上のグラフを見てどう思われますか?
 やっぱり、日照値が下がっている、1988年以降の平均値を使ってシミュレーションして欲しいですよね。
 1988年から2013年の25年間の平均値は、1698.5となります。

 しかし、東芝のやりそうなことは、データの有る、1979年から2013年(1987年は除き)を使っているのではないでしょうか?
 そうすると平均値は、1788.2となり、105.3%に水増しされてしまいます。

 東芝は、きっと、こんなところでも、シミュレーション値を水増しして、顧客をだまそうとしているんじゃないかな?
 これが東芝のシミュレーションの罠の2つ目ではないかと思っています。

 もし私の推論が事実だと、前回の性能劣化隠しで、20年間で、916万円以上の売電収入を見込んだのに、782万円しかないことになった発電量は、またまた5.3%下がって、741万円に下がってしまうのです。
 これが事前に判っていたら、総額689万円の設備投資は、幾らなんでも決心が出来ませんね。

 毎日せっせとこのブログを見に来ている東芝さん、違うんだったら、前から言っているように、
   「我が家のシミュレーション値を出した時の 「地域別日射条件」 を教えて下さい。」

 そう言えば、先週の土曜日までは、日曜日を除いて毎日有った「東芝」のホストからの来訪が途絶えています。

 歴代3社長の辞任騒動で、それどころではないか。