中国の恒大集団の債務危機問題は、世界のマーケットに影響を与えてましたが、本日の日経株価は超えました。

デフォルト危機による世界へのマーケットの影響は一旦反発しましたが、中国の不動産バブルの問題が解消したわけではありません。

恒大集団の債務問題は顕在化しましたが、それは氷山の一角なのでこれからも注視していく必要があります。

やはり不動産価格の直線上の右肩上がりのビジネスモデルは長続きしません。恒大集団の金融デリバブル商品は焼け石に水です。歴史は繰り返されるとはこのことです。

 

やはり不動産を表す、天王星の牡牛座と現実改革を表す水瓶座の土星とのスクエアは、中国の不動産業界に打撃をもたらしています。中国経済バブルが崩壊してきています。

 

また歴史が繰り返す通り、1990年に起きた日本のバブル崩壊した時は、今回同様に水瓶座土星でした。30年ごしの土星の水瓶座リターンは、中国の不動産のバブルを崩壊しています。

 

土星と特有の「膨張したものを引き締める」作用が働いた。必然とも感じています。

 

経済マーケットだけではなく、風の水瓶座の土星は、自由を侵害する中国に対して働きかけます。チベット、香港の自由を奪った代償として、国家衰退の危機になる可能性があります。

 

その原因を追求する意味でも、今回は星からみた国家論について、持論ですが

中国とアメリカについて、これから述べていきたいと思います。

 

私は国家を観る時は、太陽系で一番外側の冥王星で判断しています。

中国を統治している共産党は、1921年に結成しています、中国国民党との抗争に勝利し、毛沢東が1949年に建国宣言を行い成立(誕生)しました。

1921年の冥王星は蟹座になります。1949年の中華人民共和国誕生の時は冥王星は獅子座です。

 
中国を考えると、蟹座特有の共産党ファミリーの利権国家に観えてしまいます。
国全体の利益より、共産党員の利権拡大を重視します、中国のビジネスは、共産党都合で制度が変わり、国際基準が通用しないケースが多々あり、甚大な損害を与えたりします。ビジネスを上手くやっていくには、共産党員とのパイプがないとなかなか難しいのです。
 
中国の巨大な力は、内部として、蟹座の共産党の家族システム、外部として獅子座が表す習近平の王権国家としても感じています。両方の要素が融合した国家だと私は結論づけています。
 
補足ですが、中国の国旗である五星紅旗は、火グループ12星座の5番目の獅子座を表しているとも取れます。
 
そして現在の冥王星は山羊座にあります。

これは蟹座からするとディセンダント(DSC)になります。沈む位置で他者(他国)との関わり方を表します。

 

これからの時期は、他国との協調していくことが国家としての課題の時期になったのです。

しかし、今までの経済及び軍事拡張路線の上昇時代のままだと、世界と中国との関係は悪化してしまいます。孤立の道を選んでいるようにも見えます。

 

チベットの人権侵害で、EUは30年ぶりに中国に制裁をかけています。日本では日米豪印戦略のクアッドを形成し、中国包囲網を作っています。

 

また、中国共産党の一党独裁による既得権益は、市場の自由競争原理を歪めています。共産党員と一般人との貧富の格差は激しくなり、自由の風の時代と波長があいません。

 

このままの孤立路線を突き進むと、これを機に下降トレンド(秋、冬)に国家は衰退していくでしょう。

 

そして中国と対立関係にあるアメリカですが、アメリカ独立宣言の年が1776年7月4日で冥王星は水瓶座になります。

水瓶座特有の個人民主主義の合理性国家であると見做しています。

 

そして、冥王星の周期は248年ですが、アメリカ国家誕生から、248年ぶりの冥王星の水瓶座にリターンします。冥王星は「死と再生」を表し、国家再生のなるような事態、大きな変化の動きがある可能性を示唆しています。

 

アメリカと中国の関係は、習近平の一党独裁の獅子座が表す王権主義と

水瓶座象徴の個人民主主義とのイデオロギー対立の構図です。

 

冥王星の水瓶座入座に向けて、水瓶座と獅子座の対局座(オポジション)として対立は激化します。

過去、第二次世界体制時は、冥王星が獅子座でした。日本に原爆を落とし、中国を誕生させました。

不動宮の水瓶座と獅子座は時代のターニングポイントです。

 

私はこれからの水瓶座時代(アクエイリアス)に向けて、中国が衰退していく流れになると予想しています。


歴史は、王権政治(統制)と民主政治(解放)の両極が交互に回転しています。

宇宙の星は、人類に王権主義と民主主義の対立軸から統合のメッセージを与えていると思います。その答えが日本にあります。

 

日本の国家誕生時期は不明なので、正確な冥王星の時期はわかりませんが、推測で日本は獅子座だと感じています。

 

理由の一つは、日本の国旗シンボルが日の国の太陽だからです。火のグループの精神性を重んじています。

そして、1945年の第二次世界大戦の時、冥王星は獅子座でした。この冥王星の「死と再生」の通り、獅子座が表す王権(天皇制)が崩壊(死)し、天皇象徴国家となって日本は大きく「再生」しています。

日本は天皇(王政)と民主主義(政治)が融合した国家なのです。建国祈念日が水瓶座であることもうなづけます。

このように冥王星の獅子座の動きととても相関関係が高い所以です。

 

また、日米関係の敵対関係からパートナー関係になったのも、獅子座と水瓶座のオポジション(敵対/パートナ)の所以だと感じています。

 

国家の動きも、諸行無常で栄枯盛衰があります。まさに今、時代の変わり目にいることは間違いないです。

 

その背後には、宇宙からのメッセージがあると感じています。

宇宙からの水瓶座冥王星のメッセージは「共生、共存、共栄」です。

 

恐竜のように単体生物として大きくなりすぎると、絶滅の危機にあうように、国家としても同様に大きくなりすぎたら、破滅の道に繋がります。

 

世界との協調したバランス感覚が大事だと伝えている感じています。

 

宇宙と共に在れ