アクエイリアス時代と風の時代について、整理しました。
まず、アクエイリアス時代についてです。
地球の地軸(自転軸)は、地球の公転面に対して垂直に立っているわけではなく、図のように約23.4度斜めに傾いています。ちょうど地軸の北側が指している方向に現在の北極星があるので、地球が自転しても、北極星だけは、ほとんど動かないように見えています。
しかし、地軸が指している方向は、ずっと同じではありません。地軸は、公転面に垂直な方向に対して半径約23.4度の円を描くように移動し、約26000年の周期で一回りしています。
そのため、その円周上付近にある恒星(例えば、こと座のベガ)が、将来の“北極星”となるわけです。このような地球の運動を「歳差(さいさ)」運動と言います。
地球の歳差運動のために、春分点と背景の12宮は年々ズレていきます。
地球の歳差運動によって、自転軸が1周するサイクルは約25,920年。1年の始まりを意味する春分の太陽(春分点)は、約25,920年周期で12 星座を1周しているため、1星座には約2,160年です。
天文学者たちは、起点として「牡羊座」を使い続けていますが、それは紀元前0年の春分点であります。この点は、今や魚座に移っています。インド占星術は、この歳差運動に従った春分点に即してホロスコープを算出しています。
およそ西暦2160年には、水瓶座に春分点が移動しますので、今は、魚座から水瓶座(アクエイリアス)時代への移行期にあたります。
次に【風の時代】についてです。
2020年末、250年間の[地の時代]が終わりを迎え、新しい【風の時代】が始まりました。
2020年12月22日、約20年ぶりに起きる木星と土星の会合「グレートコンジャンクション」がアクエイリアス時代への切り替えの合図です。
グレートコンジャンクションが起こる星座のエレメンツが250年周期で変わる節目に当たります。今までは、土のエレメントでグレートコンジャクションが発生していました。
それが今回の2020年12月22日には山羊座(地)から水瓶座(風)へと変わることを主に指しています。
「地の時代から風の時代へ」というのは、近々の数年で土星、木星、冥王星、天王星が相次いで「地」から「風」のエレメンツの星座(サイン)へ移動することをいいます。
天王星は2026年4月に双子座(風エレメント)に移動します。
冥王星は2023年03月24日に水瓶座に移動します。
これから250年の「風の時代」をかけて、魚座から「水瓶座」への時代を切り替えていくのです。
どうも2000年周期(アクエイリアス時代)の話と200年周期(風エレメント)の話がごちゃ混ぜになってしまっている感があり、整理する意味でもシェアしました。
天文学・占星術の立場から言えば、魚座の次にくるのは水瓶座であり、自由・平等・博愛を象徴するもので、水瓶座は革命と独立をシンボルとする、天王星を守護星として持っており、既存の価値観から解放され、新しい価値観を構築して行く時代であります。
それでは、AD2150年から始まる水瓶座の時代に向けて、何が起ころうとしているのでしょうか。
紀元0年頃から今にかけて、春分点は魚座。夏至は双子座、秋分は乙女座、冬至は射手座、柔軟宮のグランドクロスの時代です。
無条件の愛、奉仕、自己犠牲を象徴する魚座、双対する魚をシンボルとするキリスト教の時代でした。
2160年は、水瓶座。夏至は牡牛座、秋分は獅子座、冬至は蠍座。不動宮のグランドクロスの時代になります。
過去の不動宮のグランドクロスの時代では、ピラミッドとスフィンクスが建設されたアトランティス文明が栄えていた頃、春分点は獅子座にありました。その当時のプラミッド建築も超科学文明が栄えてましたが、大洪水が起きて古代文明は消滅しましたが・・・
水瓶座の守護星は天王星です。シュメールではアヌ/アンと呼び、シュメール神話の最初期の最高神。「天空」神と呼ばれています。
その天空はこれから「宇宙時代」を連想します。地球の重力の束縛を解放され、物質価値、2元論価値の分離意識を乗り越えて、
地球共通意識統合を経て、宇宙価値へと地球全体が変革(アセッション)していくと信じてます。
自然と共に在れ、宇宙と共に在れ