移民 | おおくま利昭オフィシャルブログ「しがらみがない。だからガツンと行きます。」Powered by Ameba

移民

GDPの成長を供給側から結果分析(あくまで原因ではなく)すると、資本、労働、TEPとよばれる技術革新だ。


このうち、労働について、生産年齢人口が引き続き減少する見通しの中で、移民問題をどうするかが重要だ。


問題は、日本の場合、移民を受け入れます!と言った瞬間にたくさん移民がくるかのような前提での議論が横行していることだと思う。


というのは、移民の国の元祖、アメリカでもアリゾナでの移民の問題に関わらず、合衆国レベルでは移民をどう確保するかが今後、日本のように長期的にGDP成長が低迷する国にならないために必要だという議論がなされている。 今日ブルームバーグで放送されているビルグロスのインタビューにこの点が明確に出ている。


移民を受け入れるかどうかではなく、どう移民に来てもらうための競争の時代になると思われるこのタイミングで、移民は基本的に受け入れないとしている日本の現状は何週送れなのであろうか?