こんにちは!

しがない服バカ販売員Toshiです。

 

早速ですが、お店で買い物をする時にどんな販売員なら信頼出来ますか?

 

・おしゃれな外見だから、話の理解がありそう。

・年齢層高めだから、ベテランぽいし安心して話を聞いてもらえそう。

 

人によって気になるポイントは様々ですよね。

 

これは僕の体験談ですが、これをきっかけに自分もこの店員さんのようになりたいと思った出来事です。

 

以前、履いていた革靴のシューレースが千切れてしまった事がありました。そこで仕事の休憩中にとある百貨店の靴売り場に伺った時のことです。

 

そこはメンズのグルーミングアイテムも同フロア内で取り扱っており、たまに整髪料を購入していた場所でもありました。

 

店内に入り、先ずはお目当てのツーアイレットのシューレース見つけると、そういえば表革用のデリケートクリームと、黒の補色クリームも欠けてたかもな。てか靴を磨くナプキンも無かったわ。

 

そんな感じに色々物色していると、恐らく50代後半から60代ぐらいの男性店員の方に声をかけて頂きました。

 

「シューケアアイテムを色々お探しですか?」

恐らくこんな感じのファーストアプローチだったと思います。

 

「そうなんですよー、靴紐が切れちゃったんで、ついでに他も色々みてました」なんて会話をしていると、

 

僕がまとめて買おうとしていたナプキンと、デリケートクリームを見て、

 

「補色クリームには保湿や栄養成分が十分に含まれていますし、ナプキンもいらないTシャツをカットして代替え出来て、革への馴染みも良いんですよ。」

 

なんて言われたもんだから、

 

「おぉ、そおなんですね!じゃあ、マストで欲しかったシューレースと、補色クリームだけで十分ですね、いらないTシャツあるんで、早速帰ってやってみます!」

 

無事必要な物も買えて、色々得したハッピーな気持ちになれたことを覚えています。

 

販売員ってお店の予算や売上、会社によっては個人予算もあるので、プレッシャーとの戦いだったりする事も少なくないはず。

 

それでもお客様の為になることなら、教えてあげたいですよね。それが余計なお世話ではなく、親切に感じられる事なら尚更嬉しいですよね。

 

話は少しズレますが、この前ラーメン屋さんの券売機で、味玉を追加注文したら卵が2個になってしまった経験があります。それは半券を渡した時に言ってよ!笑。と思いますよね。ラーメン屋だって接客業なんだから、親切な心遣いは大事!

 

不親切なお店だなと思ってしまい、もしお店の味が良くてもまた行こうとはなり難いですよね。

 

今回は目先の売上より、明日以降の再来店の可能性に繋げるお客様との信頼の作り方について、実体験をもとにお話させて頂きました。

 

僕はまたシューケアを買う時に、この店員さんの事を思い出すでしょう。

 

そう、僕は答えはズバリ、

 

「必要無いもの以外は買わせない」

販売員です。