オンラインマネジメントが必要な理由
結論からいうとオンラインマネジメントを強化する必要がなります。
オンラインマネジメントとは
マネージャが、メンバー同士が相互に協力できる環境を作り、コーディネータに徹することを指しています。
なぜ、オンラインマネジメントが必要なのか?
そもそもマネージャの仕事は「人を通して成果を上げることと仕事を通じて部下を成長させる」ことです。
働き方改革に加えコロナショックにより急速にテレワークでの働き方が広まりました。
これにより働く場所、働く時間に変化が起きています。
①働く場所
会社へ出勤できなくなったことで、働く場所が自宅やリモートオフィスとなりました。これにより部下たちが自分と離れたバラバラの場所で働くことになりました。
- 「仕事に必要な資料が会社にある」
- 「部下には面と向かって話した方が伝わる」
- 「チームの一体感が重要だ」
というような全員が同じ場所にいる前提でのマネジメントは難しくなると思います。
②働く時間
小さな子供がいる世帯では、学校や保育園が休校になり子供の面倒を見ることになっています。そうすると仕事に集中できる状況ではなく、朝早くや夜遅くのシフト勤務や、細切れの時間を作って仕事をするフレックスを活用して仕事することが増えてきています。
一方で、働く時間が調整できるとということは、各家庭の事情に柔軟に対応できるワークバランスが整います。これによって仕事へのモチベーションが上がります。
また、一部の会社では、雇用形態の変化もしているらしい一部の希望社員を個人事業主に変えているそうです。
では具体的のどのようにマネジメントしていけいいのか?
これらの状況を踏まえて、僕は以下の3つが重要だと考えています。
①方針はリーダが決め、方法は各個人に任せる。
方針を考えるときは以下の3ステップを行います。方針とは戦略と言い換えてもいいと思います。
1)ゴールはどこなのか?
目指してるゴールがあいまいだと、どこに、どのように向かうかという戦略を立てられません。
- 売り上げはどこまでめざすのか?
- どんな商品を作るのか?
- いつまでに達成するのか?
などを数字を使って、具体化します。
2)今どこにいるのか?
現状がどうなっているのかわからないと目的地(ゴール)への向かい方がわかりません。Googleマップでも出発点と目的地(ゴール)を入力しないと道順はわかりませんよね?
3)どういくのか?
どこに行くか、いまどこにいるのかがわかって初めてそのギャップを埋める方法が考えられます。で、この「どういくのか?」について部下に考えてもらうんです。1、2はマネージャが考えます。全てマネージャがやっていませんか?もしくは全てを部下に考えさせてるのではないでしょうか?メリハリが重要です。
また、テレワークだと部下がサボるとおもって、行動を監視したくなりますが部下の原動力は仕事を信頼して任されていることから主体性なので、結果を管理すればいいのです。
②相談しやすい環境を作り、情報やアイディアを共有する。
日頃から部下の部下が発言しやすいように、心理的安全性を意識した環境を作る事は非常に大切です。
テレワークだとプロジェクトや部署ごとのグループチャットを使うことになりますが、マネージャがはいってると発信が少なくなりがち。マネージャ自らが、ポジティブな発信、応答、たまに雑談もいれながら、心理的に安全な場を作ります。
また、マネージャにしかはいってこない他のチームがやっていることや、アイディアをどんどん共有して、チーム間の橋渡しに徹すると、情報不足から停滞していた仕事がスムーズにまわるようになり、部下から喜ばれます。
まとめ
今回は部下たちが自分と離れたバラバラの場所で働く時代の「テレワーク時代に求められるマネジメント」を紹介しました。
- バラバラな場所・時間の働き方にはマネジメントにも変化が必須
- テレワーク時代にはオンラインマネジメントが重要となる
- 方針はリーダが決め、方法は各個人に任せる。
- 相談しやすい環境を作り、情報やアイディアを共有する。
組織で成果をあげる、そして仕事を通して部下を成長させることは、マネージャの手腕にかかっています。共に頑張りましょう。