こんにちは。早坂です。
今回は前回に引き続きコロナ不況に備える方法として
僕が京セラの名誉会長「稲盛和夫」さんの”不況に備える7つの心構え”から学んだこと、感じたことをご紹介します。
④新製品開発に全力を尽くす
不況の時は、お客様も自分達も時間があり、
いつもできないことに時間を使える。
いつもは忙しくてできなかったアイデアを
実行に移してみる。
アイデアを会社の別のセクションから意見をもらう。
そしてお客様にそのアイデアをもって聞きにいってみる。
新製品開発のポイントは
お客様から意見をもらって、
ブラッシュアップする点、
ニーズがあるとわかる商品を創れれば
売れる可能性が上がります。
⑤原価を徹底的に引き下げる。
不況になる前から、
原価、経費を最小化していると思いますが
それをさらに10%、20%下げるとなると
至難な業になります。
でも、
それを50%下げるとか、
一部の経費項目を0にすると考えると
逆にやりやすくなります。
目標を高くもつと
やり方を大幅に変えるという思考にかわり、
新しいアイデアが浮かぶやすくなる。
Googleも売り上げ計画をたてるとき10x「テンエックス」を考えて計画を立てるそうです。10%、20%あげるのではなく10倍にするにはどうするか?
この考え方をもとにアイデアを考えてみました。
・交通費について、
移動をゼロにして、オンラインでビジネスを行う
・賃貸について
オフィスをなくして、自宅を職場にする。
・営業費について
対面営業から、WEB集客に変える。
とかが考えられると思います。
⑥高い生産性を維持する
注文が減ると、時間が余るとおもいます。
その時間を使って、従来のモノを作っていては
時間当たりの生産性が下がります。
例えば1つ10万円のものを
10時間で作って売っていたとすると
時間あたり生産高が10万÷10時間で=1万円
これを不況はで時間があまったからといって
ダラダラと20時間で作ったとすると
時間あたり生産高は10万÷20時間で=5千円
となり、1時間あたりで生み出す付加価値が下がってしまいます。
時間が余ってしまっと時にこそ生産性は維持して
別のことに時間を充てるということが重要。
「④新製品開発に全力を尽くす」や前回紹介した「③全員で営業する」に時間を当てましょう。
従来の仕事をダラダラと時間をかけてやってはいけないんです。
⑦良好な人間関係を築く
最後の項目になりました。
不況になると、うまくいかないことが多く、心配毎が増え、心が病んでいきます。
そんな時に支えてくれるのは働く仲間との絆です。
仲間が困っているときに助ける、自分が困っているときには素直に助けを求める。
不況になっても仲間を気遣い続けていけば、
長い不況の闘いでも戦っていけると思います。
まとめ
コロナ不況に備える方法として
僕が京セラの名誉会長「稲盛和夫」さんの”不況に備える7つの心構え”から学んだこと、感じたことをご紹介しました。
この不況を成長のチャンスと捉え、いつもはできなかった全員で営業、新製品開発に関わり、徹底した時間効率を落とさず原価徹底削減し、良好な人間関係を意識して取り組んでいく。
その結果、不況が明けたとき、めちゃくちゃ成長した自分、会社になると思います。
この難局を何とか頑張って乗り切っていきましょう!
それでは、またお会いしましょう!