表題は幻冬舎から出ている新書のタイトルなのですが、この中に目から鱗の記述がありましたので、シェアさせてください。
「何を書けばよいのか」・・・という項目なのですが、ここでは
「作文であるテーマが与えらえ時、何を書いて良いのかわからない」
という疑問に、著者の近藤さんが答えています。
曰く、
そのテーマに関して「思う」ことより「思い出す」ことを書きなさい・・・・と。
例えば、「春」というテーマで何か文章を書こうとした時、「春について思うこと」と言っても、
なんだか抽象的なことしか思い浮かびませんよね?
ですが、「春について、思い出すこと」だと、頭の中に過去の様々な記憶、具体的な記憶が甦るのではないでしょうか?
・小さい頃の春の大運動会のこと
・入学式・入社式のこと
・春休みの想い出 などなど。
その具体的な記憶をベースに、様々な記憶や考えが芋づる式に思い出されるでしょう。
そもそも、記憶とは、そのようなデイジーチェーンで繋がっているものです(SCSIではないですよ^^)
甦った体験を元に文章を書きだしてもよいし、芋づる式に思い浮かべたことから題材を取っても良い。
いずれにしても、「思うこと」なんていう非常に抽象的な問いかけよりは、より生き生きとした文章が書けるのではないでしょうか?
こんな目から鱗のヒントを戴けて、なんだかハッピーな気分です♪
だから、読書ってやめられないですよね^^
それでは、4月の最初の月曜日、みなさん、素敵な1日をお過ごしくださいね~♪
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