「コンプレックス」とは
心理学や精神医学などに使われる用語で
本来は
衝動や欲求など様々な心理的構成要素が
複雑に絡み合って出来た観念を意味し
「コンプレックス」=「劣等感」ではありません
ここでは
他人との相対的な比較によって感じる
「劣等コンプレックス」について考えます
「劣等コンプレックス」は
理想から離れた自分
社会的に豊かではない自分などについて
そうではないように見える他人に対して抱く感情です
豊かさについては
上を見ればきりがないと考えると
人間誰しも抱く感情といえます
「劣等コンプレックス」は
マイナスでネガティブなイメージを想起させますが
時として
大きなモチベーションを生む
原動力となります
そして
有効な「劣等コンプレックス」の持ち方としては
他人との比較ではなく
自分自身の理想との乖離を意識することです
つまり
他人への羨望や嫉妬ではなく
謂わば
内なる自分への挑戦として捉えることです
他人との比較は
何の意味もありません