『興味津々にプリンター観察』

On the Edge of the Cliff Named ”LIFE”-Image001.jpg

私用でちょっとプリンターで印刷をしていたら、愛ネコ・フラン♀が近寄ってきて、プリンターを不思議そうな顔で見つめていました。以前から何度も見た光景ですが、プリンターで紙が自動的に動いていく様子が、fランには、とても不思議らしく、じっと見つめています。

そのうち、印刷された紙が出てくる場所へ、思わず頭を突っ込んだり、そっと手を入れてみたり、とフランはプリンターに興味津々で仕方がないようです。とはいえ、紙が実際に出てきて、次に紙が送られていく作動音を聞くと、びっくりして、飛び上がって逃げ出します。それでも気になって仕方なく、また再び同じようなポーズでプリンターをじっと見つめています。

フランの前で何度かプリンターを使っているのですが、毎回同じ仕草をしていて、とにかくプリンターの存在とその機能に驚いているようです。フラン自身、なぜか機械的なものに興味を持つようで、PCやテレビ、ラジカセ、プリンター、携帯、空気清浄機、食器洗浄機、冷蔵庫などに興味を示しています。そのうちPCは、幼い頃に乗っているのを見た時に、僕が怒った為か、大人になってきたフランは、そういった事をしなくなってきました。ただ僕が寝ている時など、PCに乗ったり、マウスで遊んでいたりしているようです。ラジカセについては、もはや征服したものとして、その上に乗ってくれます。とはいえ、ラジカセの上に乗り、その上を歩いている際に、偶然足でスイッチを入れてしまい、CDやラジオが急に鳴り出すと、びっくりとして、その場で立ちすくんでしまいます。

家にある機械の中で、フランが大嫌いなのは、掃除機でしょう。掃除機そのものには、興味を示していますが、いざ掃除機を使い出すと、その音にびっくりし、またおびえて、猛ダッシュでうなりながら、家のどこか、大体家の奥になっている両親の部屋のベッドの裏へ隠れてしまいます。もしくは僕のベッドに飛び乗って、敷いてある布団のとても奥深いところでブルブルと震えながら、身を潜めています。

フランが、なぜ機械類に興味を持つのか、不思議な感じがしています。ネコにとっては、機械というものは、不思議で仕方ないのかもしれません。ただフランがこうしてプリンターを使っている時に、見せるその仕草は、たまらなく可愛くて仕方ないのです。

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