わがままな同居人、いや同居ネコ | On the Edge of the Cliff Named "LIFE"

わがままな同居人、いや同居ネコ

On the Edge of the Cliff Named ”LIFE”-Image001.jpg


朝から両親が家の大掃除をしています。家中の部屋という部屋を開けっ放しにして、バタバタと忙しく、大掃除をしているのですが、開けっ放しになった部屋という部屋を走り回っていたのは、愛ネコ・フラン♀でした。しかし、やはり大掃除をしていて、ちょっとでも掃除機の音が聞こえてきたりすると、猛ダッシュでどこか安心できる場所へ逃げ込んでしまいます。その上、今日はフランが苦手な父方の二番目の伯母が訪れてきて、フランは気が気でないようになってしまい、僕のベッドの布団の中で必死で身を隠しています。

On the Edge of the Cliff Named ”LIFE”-HIDING HERSFLF DEEP IN MY BLANKET.jpg


僕のベッドへ逃げ込む前は、両親の部屋で、二人のベッドを占有して、布団の中で隠れつつも、ゆったりと寝ていたようです。ところが、僕がフランを気にして、そのベッドから抱き上げて、連れ出して来ると、しばらくは大人しくしていたのですが、伯母の声を聞き取り、僕の腕の中で暴れ始め、あっという間に飛び出して、猛ダッシュで二階の僕の部屋へ逃げ込んでいきました。フラン自身は隠れているつもりかもしれませんが、実は布団の中に潜り込む度に、布団の上がモッコリと盛り上がっているので、フランがどこに潜んでいるのかは一目瞭然です。知らない人は分からないかもしれませんが、毎日一緒に生活している僕にとっては、フランがどこに隠れているかは大抵検討がつきますし、僕のベッドの布団に潜り込んだら、すぐに分かります。

せっかく布団の中に潜り込んで、必死で身を隠していたのに、僕にあっさり見つかり、その上、携帯を向けられて写真を撮られて、フランは驚きと同時に、不満げな表情をしています。今も僕のベッドの上の布団の一部が、こんもりとしていて、フランがそこにいるのは一目瞭然です。

ちなみに、今朝、母に起こされた時、実はフランも一緒に僕のベッドの中でのほほんと寝ていました。やはり寒くなったこの頃は、僕が目を覚ますと、大抵フランが僕の足元辺りに潜り込んでいます。実際には、僕がかぶっている布団の上にいるので、目が覚めると足が重く感じられ、その辺りを探ると、フニャとやわらかいものに触れるので、フランだと分かります。

それにしても、こうして愛ネコ・フラン♀の一連の行動を見ていると、一体誰のベッドで、布団なのか、よく分からなくなってきます。家族の中で誰よりもフランと一緒に過ごしているのは、僕とはいえ、フランは僕にとって、わがままなルームメイトとも言えるでしょう。

フランの存在が、僕を癒してくれ、自分の生活ペースやスタイルを維持出来るフランから僕が見習い、そしてフランは僕からご飯や水をもらい、水トイレを掃除してもらい、遊んでもらえ、お互いにそれぞれを必要としています。愛ネコ・フラン♀と僕の相互依存関係は、いつも立場的には対等だと思っているのですが、それは僕だけの思い込みなのかもしれません。何しろフランにとって、最も安心して、身を潜める場所が、僕のベッドなのですから(笑)