このブログは趣味の模型製作をメインに書いておりますが、このカテゴリーに限っては持病の潰瘍生大腸炎(UC)に関連した投稿になります。

 模型関連の記事ではありませんので、関係ないと思われた方はスルーして下さるようお願いします。

 

 既に2期目の手術からひと月が経過していて、今月末に術後1ヶ月の外来受診です。6月の入院、手術(1期目)の記憶は段々とおぼろげになっていますが、出来るだけ思い出しつつ書いていきたいと思います。
 
手術から12日目(入院14日目)〜
●食事と運動で体力回復
 食事は普通のご飯で、低残渣食になり、食べる量も増えてきて8割から全部食べちゃえるくらいなってきました。ただし、

早食い注意!!

                 なのですww 油断するとイレウス怖い!!
 調子付いてくると、思わず食べるペースが早くなるので、よく噛んでゆっくり!を励行します。でも手術で低下した体力を回復するにはやっぱりちゃんと食べないとね。
 あと運動なのですが、点滴の回数も減ったので、とにかく病棟や病院内を歩くようにしました。
 兵庫医大病院は建物が幾つにも別れていて、売店に買い物に行く、検査などで指定された場所に行く、というだけでも結構歩くことになります。意識して散歩していると「一日一万歩」も可能ですな。点滴がない時は「階段上がり」も取り入れました。
 
●術後経過と検査結果
 手術直後は、咳き込んだりむせたりすると激痛が走っていたものが、ここまでくるとかなり軽減しています。(と言ってもやはり大手術だったので、時々お腹のいろんなところがじわーんと痛くなる事はある)
 血液検査でちょっと高かった炎症関係の数値は、抗生剤の点滴により改善したようです。先生曰く、年齢や糖尿病のリスクなどの心配をよそに経過良好なので、ストマケアさえちゃんとできればもうすぐ退院できるという話でした。
 
●お薬
 術後、食事が始まったあたりから、整腸剤と便を固くする薬が処方されます。
 また、トイレで装具の中身を捨てるときに毎回、計量カップで便の量を測り、記録用紙に記入します。

 

●ストマケアと自分に合った装具(その2)

 前回記事でも触れたストマケアですが、懸案の装具交換はとにかく自分の手でやって、方法を覚えるしかないですね。特訓?によって交換方法をマスターするのと、実際に自宅で交換するときのやり方をだいたいイメージしておいた方が良いです。
 ワタシにあった装具は最終的に
 

エスティーム インビジクローズ ドレインパウチCVX(28mm)

おもて面

 

                裏  面

               で落ち着きました。

 お値段は1枚900円ちょっとで、3日に一度交換する必要があります。

 お腹タプタプww なワタシはいろいろ試した結果、うまく密着して取り付けるためにアダプト皮膚保護シールと呼ばれる、指先でこねて自在に変形できる「隙間埋め」みたいなやつを併用しております。

 自分で交換して漏れることがなければOKなのですが、最初は不安ですな。

 数回の練習で自分なりのやり方を覚え、自宅でもちゃんと出来るだろうという目処が立ちました。

 

●ストマ外来の病院

 退院後は定期的に「ストマ外来」に通院して、ストマの状態をチェックする必要があります。兵庫医大のストマ外来に通えるなら特に問題ないのですが、ワタシの場合は遠いので自宅から通えそうな病院を探す必要がありました。

 自宅から電車で3駅程度で行ける大学病院にストマ外来があったので、そこに連絡をとってもらい予約を取りました。

 

●退院に向けて、当面の装具を購入

 装具が決まり、退院日も何となく決まったので、当面の間使う物品を調達します。

 次に手術をして人工肛門を閉じるのは約3ヶ月後です。

 装具は3日に一度交換:3ヶ月(90日)÷3日で30枚の装具が必要・・・

となるのですが、一度に大量購入しない方が良いようです。

 今後、ストマの状態が変わった場合、装具も違うものになるかも可能性があるので、買いすぎると装具が無駄になる可能性があります。取り敢えずストマ外来日まで+αの分として10枚買いました。(一箱10枚入り)

 装具を含むストマ用品の入手先は、退院後にメディカルスマイルの通販サイトにアカウントを作ってそこから購入出来るようにしました。

 

そして退院!:手術から15日目(入院17日目)

 すったもんだで6月下旬。無事退院になりました!

 退院後の生活についてのメモ書きが渡されました。

 食事の制限は特にありませんが、詰まらせやすい食材などが書かれています。

 キノコや海藻類は要注意。メモには退院直後に食べ過ぎて詰まらせ、病院に逆戻りした過去事例が幾つか書かれています。基本はやはり早食い禁止、大食い禁止です。

 先生より、次の手術に向けて体重は増やさないようにと釘を刺されましたww

 更に夏の暑い時期にさしかかかるので、熱中症、脱水に十分t注意する必要があります。意識して水分補給する必要があるようです。

 事前にネット上で得た情報から1期目手術は早い人で2週間、遅ければ3週間くらいと聞いており、ワタシの場合も3週間くらいを見込んでいたのですが、予想に反して術後の経過が良く、気味が悪いくらいに順調でした。

 これは入院前に減量のため運動していたのが思いがけず効いたようです。

 運動することで減量と血糖コントロールするだけでなく、手術に耐える体力がついたように思います。

 自宅に帰り、ストマケアを行いつつ日常生活に慣らして行くことになりますが、体力は十分に回復していないので、当面は自宅療養することにしました。

 退院後の生活については次回以降にまとめたいと思います。

 

 今回はこの辺で(つづく)