「権利証」

これは、不動産登記において、非常に重要な書類です。
不動産の権利を移転したり、その不動産に抵当権を設定する時に、
印鑑証明書とともに、重要な書類の両巨頭です。
印鑑証明書は何度でも発行できますが、
権利証は再発行することができません。

つい先日、権利証を紛失したという依頼者の取引
に関わることがありました。

売主の方が、ご高齢で、写真入りの本人確認書類はなく、
本人確認情報(司法書士が作成する登記手続きにおいて、権利証にかわるもの)
を作成するのも
難しそうな事案でした。

そこで、売主様の家へ。

「権利証がありそうな書類の束を持ってきてください」

と私が言うと、20センチくらいの書類の束が出てきました。

・権利証のコピー
・抵当権設定の際の金融機関とのやり取りの書類
・別の不動産の権利証
・今回の登記には関係のない登記済証
等々たくさんあります。

しかし、数十分後、今回必要な権利証みつかりました。

おそらく、そのような書類の中から、
一般の方が、狙った権利証を見つけるのは
難しいと思います。

私も、いろんな書類を見ながら、
「この書類があるなら、
権利証はこういった書類と一緒にファイルされているかも」

などの推理を働かせながら、探していたので、見つけることができた気がします。


今後、権利証がないと依頼者に言われたら、
一回、「私が探します。」
と言ってみようと思います。

そちらの方が、依頼者にとって、お得ですからね(^_^)