前回の続きで、ぎょくがんを入れるとこを載せようとしましたが、写真が見あたらないので、腕をどうつけているかを載せます
基本的に仏像の場合は、腕は別で作って、後でくっつけるという方法が主流です
なぜか!?
それは、手などは、壊れやすい部分だからです。昔の仏像などは、指が壊れていたりしますよね。それは、仕方ないことだと思います。たとえば地震などで倒れたときに一番壊れやすいのは、強度がない部分ですし。
木が朽ちていくこともあります。
そういうことを想定して、次の代の仏師にも受け継いでもらえるように!という意味も含んでいるのかと僕は思います。このやり方の法が、作りやすくて材料が無駄にならないということもありますが。
今回の阿弥陀如来の腕と本体の接合方法は、片方に木の棒を挿して、もう片方には穴をあけてくっつける方法です。
こんな感じ
昔から、このような方法で仏様が出来ているので昔の仏様の修理が、来た時に修理がしやすいです。
修理するときに、そのとき仏様を作った仏師の意図が、見えるのです。この仏師は何を思い、どういう時代背景があったのか、仏様を修理するときに、仏師の込めた思い、そして次の代に対する思いがよみとれるのです。
ここ最近の仏像は、海外製品が入ってきて、仏様に対する思い。修理のことを考えてない状態。 この海外の仏様を否定するわけではないですが、将来の仏師が、こういう仏像を修理するとき、とてもがっかりさせてしまうのではないか。悲しい限りです
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