Principles of Spiritual Evolution (Part I)

montalk.net " 30 July 04

スピリチュアル( 精神的 )な進化の原理（パートI）

スピリチュアル( 精神的 )な進化とは、存在の成長であり、あなたの意識である神火花の絶え間ない輝きです。

知識はこのプロセスの重要な礎石ですが、礎石だけでは避難所にはなりません。

信仰や愛といった他の原則が伴わなければ、知識は停滞し、その目的を果たせません。

進歩には、相乗効果のあるいくつかの原則を意識的にバランスよく適用することが必要です。

それらは以下の通りです：

知識／認識／知恵

信仰／希望／愛

そして謙虚さ／寛容さ／重要性です。

これらの原則のどれかを省いたり、疎外したりすることは、プロセスを阻害するか、腐敗させることになります。

現実的な範囲内で各原則を定義しようと思うので、各自で適当に修正してください。

知識は、経験、観察、思考の意識的な考察と統合によって得られます。

意識的な反省は記憶と理解を区別するものであり、後者はそれを必要としますが、前者は必要としないからです。

知識は、事実を記憶するだけでなく、客観的な真実を理解することでもあります。

意識とは、今この瞬間に注意を向けることであり、予備知識の文脈で適用されます。

知識は、これまで気づかなかった現実の側面を浮き彫りにすることで、気づきの幅を広げます。

意識が高まれば、知覚の領域が広がり、集中力と注意力が研ぎ澄まされ、新しい知識を習得し、すでに学んだことを応用する準備が整います。

叡智は直線的な時間を超越し、絶対的な形而上学の真理を理解することに関係します。

形而上学は、科学では扱えない問題や、経験を超えた領域を探究する重要な役割を果たしています。例えば：

存在の本質や意味の探求

宇宙の根本原理の解明

人間の精神や意識の本質の考察

それは私たちの過去、現在、未来に確実に適用されます。

叡智とは神の原理を理解することであり、天地創造を背景とした自己と他者の関係を理解することです。

それは愛で和らげられた知識であり、あるいは知識で和らげられた愛です。

信仰とは、創造においてはあらゆることが可能であると信じることです。

それは不信の停止です。

それは知識が失敗するところで機能します。

知識はあらゆる崖っぷちで立ち止まりますが、信仰はそれを飛び越えます。

知識が知識をさらに洗練させるのに対し、信仰は知識を拡大させます。

簡単に言えば、知識は決定論的であり、信仰は非決定論的です。

知識を拡大するには、未知の世界に飛び込む必要があります。

パラダイムの飛躍には信仰が必要です。

無視することを選んだものに対する盲目的な信仰ではなく、まだ知ることのできないものに対する純粋な信仰です。

希望とは、創造においては万事が可能であることを知ることです。

それは信仰と知識の和解であり、信仰を持つことで不可能を可能にすることを知ることです。

希望とは、非決定論への確信であり、因果関係への束縛からの解放です。

それは事実に対する無知からではなく、奇跡的な経験によって示される高次の真理を認識することから生まれます。

愛は無限の真理の振動です。

愛と共鳴するものは創造主に向かって整列します。

愛で見るということは、創造主の目で見るということであり、偏見、不寛容、無知、分離によって歪められないように選ばれた視点です。

愛があれば、創造主のものは何でも理解され、許され、受け入れられ、赦されるので、あらゆることが可能になります。

愛を感じることは、すべての存在の神聖な統一性を思い出し、自分の内と目の前にある絶対的な真理を認める喜びを感じることです。

他の人を愛するということは、その人の中にある共通のゴッドスパークを認識することであり、したがって、自分のためと同じようにその人のスピリチュアルな進化を思いやることです。

それは哀れみのない思いやりです。

ゴッドスパーク(神の火花)とは、

すべての人間が神とのつながり、あるいは神の一部であるという考えです。

謙虚さとは、有限と無限との関係を自覚することであり、始まりのあるものには終わりがあり、無限の創造という枠組みの中では、地位に関係なくどんな存在も限りなく小さいということです。

謙虚さとは、自分を卑下したり誇張したりすることではなく、物事の壮大な枠組みの中での自分の位置と大きさを知ることです。

それはエゴよりも真実を、自己重要感よりも真実を選ぶことです。

謙虚さは感謝から始まります。

どんな学びの機会をもらっても感謝することで、恨むことなく真実を認めることができる態度です。

寛容とは、どんな出来事にも適切な時期があることを知ることです。

これにより、困難な状況に対する寛容さと、まだその時が来ていない出来事に対する忍耐力が養われます。

寛容さとは

心が広くて、よく人の言動を受け入れること。

他の人の罪や欠点などをきびしく責めないこと。

また、そのさま。

チャンスの扉は時が来れば開きます。

忍耐を持つということは、シンクロニシティの鼓動に合わせるということであり、どの扉を無理に開くかを選ぶのではなく、どの開いた扉を通り抜けるかを選ぶのです。

そのためには、物事がうまくいくことを信じ、チャンスが到来したときにそれに気づくことが必要です。

レヴィティとは、ユーモアのセンスを持ち、人生に対して軽やかにアプローチすること。

それがないと、幻想の現実を過大評価することになります。

レヴィティは状況を適切な文脈に置き換えるもので、すべてが学びのレッスンであり、学ぶことが楽しいという神聖な枠組みです。

かつては深刻に思えたことも、その教訓を学び、人生におけるその目的に気づいてからは、笑うことができます。

レヴィティとは、過去の経験だけでなく、現在や未来の経験にもこのユーモアを見出す選択のことです。

これら3つのグループは、安定した精神的進化のための最低条件を提供します。

グループ内の各原則は他の2つの原則を支え、各グループは残りのグループのバランスをとります。

これにより、部分の総和よりも大きな全体が生み出されます。

バランスの取れた構成は、叡智を蓄積し、自由意志を高め、スピリチュアルな潜在能力を顕在化させるための最適なルートを提供します。

このバランスを保てば、人生はよく言えば楽なものになり、悪く言えば困難なものになりますが、決して苦労することはありません。

アンバランスの結果

アンバランスな構成や部分的な構成は、進歩を遅らせ、腐敗の機会を作ります。

その結果生じる痛み、落胆、闘争、憂鬱は、注意を要することを警告します。

ある原則が他の原則を伴わなければ、何がもたらされるかは簡単にわかります。

謙虚さのない知識は知的傲慢につながり、知識のない謙虚さは自己卑下につながります。

信仰なき放縦は神経質な笑いとなり、放縦なき信仰は予期となります。

放縦とは

何の規律もなく勝手にしたいことをすること。また、そのさま。

知識なき信仰は愚かさにつながり、信仰なき知識は停滞します。

他の組み合わせを自分で考えてみると、それぞれの原則が全体にとってどれほど重要かがわかるはずです。

建物は粗末な土台の上に建てられると倒壊します。

数え切れないほどの組織や個人、あるいは信念体系の没落は、これらの原則の不均衡や脱落に起因しています。

アンバランスは、崩壊という自然なプロセスによって、あるいは、影響下にあるすべての人の進化を遅らせたり腐敗させたりすることに既得権を持つ悪意ある勢力によって、日和見的に利用される脆弱性を提供することによって破壊します。

ネガティブな勢力に狙われている人は、バランスを取るよう努力するのがよいでしょう。

なぜなら、壁のない砦は何の防御にもならないからです。

不均衡の起源

不均衡の原因はどこにあるのでしょうか？

主に、無知、愚かさ、素朴さの3要素から生じます。

これらは次のように説明するのが最も適切でしょう：

無知は選択です

愚かさは状態です。

素朴さは一時的なもの

これは慇懃無礼でも無神経でもなく、正確さと実用性を目指して言っています。

慇懃無礼（いんぎんぶれい）とは

言葉や態度などが丁寧すぎて、かえって無礼であるさま。

あまりに丁寧すぎると、かえって嫌味で誠意が感じられなくなるさま。

また、表面の態度はきわめて礼儀正しく丁寧だが、実は尊大で相手を見下げているさま。

ナイーブさとは、特定の真実に関する知識や認識が一時的に欠けていることです。

この状態は、未知の真理を学ぶ前に時間の問題であるため、やがて改善されます。

したがって、ナイーブさは非難に値しません。

素朴な生徒は、ある真理に心を開いていますが、まだそれに出会っていないだけなのです。

愚かさとは、ある考えが圧倒的に複雑であるために、その考えを理解できないことです。

なぜなら、愚かさとは、その人の精神的能力の天賦( 生まれつきの脂質 )の欠点に起因するものであるため、どうすることもできないからです。

しかし、

無知とは、真実が提示されてもそれを無視する選択のことです。

それは、より些細な追求を優先するために、真実を否定したり、目を背けたりする意識的な決断です。

無知は、無知である本人以外には改善することができず、考えを変えようとしても、その決断を強化するだけだからです。

そのような決断を称賛することはできませんが、自由意志を守るためには尊重されなければなりません。

無知は、目を見開くという単純な選択によって、素朴さへと向上します。

分別は、他人と接し、自分自身を知る際に、これらの微妙な違いを意識する必要があります。

例えば、素朴さは真理を歓迎しますが、無知はそれを拒絶し、愚かさは真理を見誤ります。

素朴さから生じる議論は情報交換であり、相互理解に達すれば終わりますが、愚かさや無知から生じる議論は、それ自体で解決することはほとんどない議論となります。

私たちは皆、知識のさまざまな領域に関して、一様に無知であり、愚かであり、世間知らずなのだから、偽善に陥ることのないよう、判断や偏見の機会を与えてはなりません。

不均衡は単に進歩を遅らせるだけであり、遅いものでも最終的には目的地に到達するのですから、実際には大したことではありません。

本当に懸念されるのは、プロセスの堕落であり、それはまったく異なる意図しない目的地へ向かうことを意味するからです。

自由意志はそれを可能にします。

私たちは、人生の道筋を構成する重要な経験や教訓について、あらかじめ大まかな計画を立てて転生しますが、自分自身や他人の自由意志によって、この計画の最適な現れ方からの逸脱が許されるのです。

教訓としての人生経験

同じ教訓を学ぶにも、簡単な方法と難しい方法があり、逃した人生の教訓は別の方法で繰り返されます。

レッスンは、自分の頭蓋骨が厚いほど苦痛で難しくなるので、無知は思い切った経験を保証します。

できるだけ早く真実を見抜こうとする意識的な意志を持つことは、そのプロセスを早め、スムーズにし、心がより繊細なバージョンの教訓を受け入れるようになれば、しばしば過酷な経験をする必要がなくなります。

ライフレッスンの一般的な目的は、自分の存在を成長させ、魂の強さを高めることです。

私たちの場合、感情的な体験が必要になることが多いです。

感情は、その使い方次第で、私たちができることを一時的に高めたり遅らせたりするエネルギーの一種であるからです。

この後押しがなければ、私たちは限界を超えたり、新たな境地を開拓したりすることに消極的になってしまいます。

学習体験の中で感情を効率的に使うことで、魂の強さが増し、知識が広がり、それ以降、将来同じような体験に直面したときに、新たな理解以上のものはモチベーションとして必要とされません。

一方、感情は、自分ができると感じることを制限する場合、進歩を遅らせる可能性があります。

自分を制限する感情と、新たな可能性を開く感情とを分けることを学びましょう。

ポジティブな感情もネガティブな感情も、それをどう使うかによって価値が決まります。

ポジティブな感情のエネルギーは、知識を勢いよく行動に移すために直接使うことができます。

ネガティブ感情の役割

ネガティブな感情エネルギーを役立てるには、それが伴う真実を認識した後、ポジティブに変換しなければなりません。

衝撃的な真実に直面したとき、人は通常、最初の不随意( 意のままにならないこと )反応としてネガティブな感情を経験します。

そのような場合、ネガティブな感情は、眠っているミッド( 中央部 )を不意に目覚めさせる目覚ましアラームの役割を果たします。

しかし、起きた後、アラームを鳴らし続けても無駄です。

ネガティブな感情のショックを必要以上に長く維持することは、それを不随意的な結果ではなく選択に変えてしまいます。

これは、一日を過ごす間、時計を頭に当て、その鳴り響く音に執拗に耳を傾けているようなものです。

なぜこんなことをするのでしょう？

苦痛を訴えることで他人から同情を得られるから、

苦しむことで殉教者のような気分になれるから、あるいは、

目覚まし時計は朝起こすためのものなのだから、

1日が1分経過するごとに、ますます目覚め続けるはずだから、でしょうか。

結局、このような態度は彼にストレスを与え、疲れさせ、耳を聞こえなくします。

ネガティブな感情に溺れたり悩んだりすることは、停滞や被害者意識を招き、精神的な回復力を著しく弱めます。

ネガティブな感情は不随意的に生じるものですが、目覚まし時計としての最初の機能を超えて、それを継続することを選択する言い訳はありません。

その代わり、ネガティブな感情をポジティブな感情エネルギーに変換し、もともと警告を発していた真実と再会させ、後者を効果的に活用できるようにしなければなりません。

真理をその神聖な意義の文脈で意識的に見ることは、愛と謙遜と平静の態度で真理を見、適用することを選択することと同様に、これを達成します。

否定的な感情だけでは、人を行動に駆り立てることはできても、そのような行動は非の打ちどころがありません。

知識をポジティブな感情と組み合わせることで、より効率的に、より安全に、より正確に、より巧みに、同じことを成し遂げることができます。

レッスンを学ぶ3つの段階

前節を念頭に置くと、レッスンをうまく学ぶには一般的に3つの段階があることがわかります。

第一段階は、レッスンに先立ち、無知な至福、つまり、真実に邪魔されることなくポジティブな感情を保っている脆弱な状態です。

第二段階は、真理に気づくことによって生じる否定的な感情的ショックです。

第三段階では、否定的な感情が変容し、その結果として肯定的な感情が真理と一体化します。

第三段階であるポジティブな気づきは、第一段階よりも強く、第二段階よりも効果的です。

ポジティブな感情は進歩への扉を開き、気づきは避けるべき落とし穴を示してくれます。

真理に気づくだけでなく、その形而上学的な意味を十分に理解することが、ネガティブなエネルギーをポジティブなエネルギーに変える第一歩となります。

象徴的に言えば、真理は剣であり、闇の中ではただ切り裂くだけですが、光に晒されると、危険を遠ざける輝きを放ちます。

無知な至福は、太陽の光の中で丸腰になることです。

真理の剣は暗闇と絶望の谷間にあります。

その全力を発揮するためには、谷から取り出して日光に当てなければなりません。

しかし、もしあなたの心が早くから信仰と真理への強い愛で輝いていれば、剣は谷の暗闇の中でもこの内なる光によって活気づき、日光の下へ安全に通り抜けることができます。

剣に力を与える内なる光を持たずに谷に迷い込むと、そこに棲むクリーチャー(空想上の不思議な生物)と直接戦うことになり......やがては自分もクリーチャーの仲間になってしまいます。

有害なネガティブ感情

ネガティブな感情は、真実が伴っていないときには、ほとんど役に立ちません。

せっかくベッドから起き上がったのに目覚まし時計が鳴り響くのは、ただ迷惑なだけであり、日常業務から気をそらすだけです。

この比喩はいくつかの形で現れます。

その一例が執着であり、知識の見返りのないエネルギーの投入です。

蔑ろ(あってもないもののように軽んじること)にされた状況の無益さを繰り返し思い悩むと、負の感情エネルギーが浪費されます。

動けなくなった車が長い間車輪を空転させていると、エンジンが損傷します。

有害な否定的感情のもう一つの例は、あなたの信仰を損ない、精神の調和を乱そうとするサイキックアタックの一環として、悪意ある力によって直接引き起こされる場合です。

このようなことは、真理を探究する人たちの間で頻繁に起こります。

真実は衝撃的でありうるが、ネガティブな状態を増幅させ、永続させることは、これらの勢力の利益となります。

なぜなら、これは彼らの理解を超えて進化するために必要な秘教的進歩を遅らせ、おそらくは腐敗させるだけでなく、彼らが糧とするネガティブなエネルギーを豊富に生み出すからです。

この種の否定的な感情は、真実から生じるのではなく、真実を彩ります。

このようなネガティブな感情に屈するという選択は、スピリチュアルな回復力を弱め、バランスを崩し、さらに深い攻撃の機会を開きます。

この段階的な弱体化のプロセスは、いつまでも続くと、真理を探究する人がうまく無力化されて終わります。

秘教的進化の原則の間に不均衡があれば、特に知識、愛、謙虚さが不十分なために不均衡が生じている場合は、この可能性を招きます。

したがって、特に無知、強迫的な否定性、自己顕示欲には気をつけましょう。

これらは城門の鍵を開け、危険を招くからです。

結論

公式や規則には例外がつきものであり、悪意ある勢力が最終的にそれを利用するからです。

見極めとは、自由意志の応用であり、固有の状況に合わせて知識と知恵をバランスよく適用することです。

単一の知識源が完全な真理を握っていると信じたり、硬直した信念体系を信奉したりすることは、分別の役割を疎かにし、その結果、人は予測可能で、支配されたり堕落したりしやすくなります。

知識、認識、知恵は、精神的進化の礎となります。

信仰、希望、愛は、これらのレンガを神の青写真に一致させます。

謙虚さ、寛容さ、平静さは、壁に強度を与えるモルタルを提供します。

すべてが必要であり、それぞれの役割はバランスがとれていなければなりません。

愛と理解をもって、あなたが出会うすべてのものに真実と美を求めなさい。

スピリチュアル( 精神的 )な進化の原理（パートI）