おはようさん。
今日は道場の稽古納め!

今年最後の稽古、しっかり気合い入れてやりたいと思う。


今にして思えば自分が空手道場を経営するなんて夢々思って居なかった。

色々な事が重なり、自分で道場を経営しなければならなくなった訳なのだが。

その重責たるやすさまじいものだった。

先ずは先輩、後輩、知り合いの道場へ見学に行き指導方針、取り組みを勉強させて貰った。


自分が空手をやる、戦う分には自信は在ったが、人に教える、ましてや子供に教えると言うのは別問題だからだ。


しかし空手の世界から一時期遠ざかっていた僕はゴールドジムでトップ格闘家やアスリート達、それを指導する人達と親交を深める中


色々と見学した道場では旧態然とした、根性、気合い、精神性を謳う時代遅れの指導が昔となんら変わらずが行われて居てガッカリさせられた。(勿論全てがそうでは無かったが)


いまだに小さな子供に筋トレをさせて、空手のこの技は、子供にはまだ早いからと教えなかったり・・・・。

今のスポーツ学からすれば真逆の事を教えて居たりが常識の世界に成っている。


僕は他所様の道場にケチを付ける訳でも無いし、自分の選手時代の経験をもとに考えてやっている事なのだろうから実際には何も言わないのだが。


正直子供達が可哀想に成る。


才能ある若者を預かっている責任の重さを自覚して欲しい。

指導者のプライド、無知、不勉強、保身、頑迷さで、才能ある選手が実力を伸ばし切れないとしたら?

伸ばし切れないどころか実力を抑えつけられているとしたら?

それは空手界!いや!格闘技界にとっての損失だと僕は思う。

日進月歩のスポーツ界に在って、常に勉強を怠らず!子供と大人とは、体の構造がそもそも違う生き物だと言う認識を持ち


子供を守りながら強く逞しく育てるのが僕等の仕事だと思って居る

昔は、そんな事言っても誰も聞く耳を持ってはくれなかったが、

僕の生徒達が結果を出す様に成って来て、先輩、後輩に限らず、色々と聞かれるように成って来た。


そう言う考え方が広まれば良いなと思う。



子供達は昔強かった先生が、えばる為のオーディエンスじゃないのだから。
とっくりマスターのブログ