ATU-100+9:1 UNUN + ロングワイヤアンテナの組み合わせでしばし遊んでいたが、最近カーボンロッド釣り竿に直接給電するアンテナの記事や動画を目にすることが多くなってきた。AT-705やATU-100を使った例もみられる。そうなると自分でもやってみたいと思っていた。

 

実は、昨年Aマゾンのマーケット・プレイスで隣国の業者から安いカーボンロッド釣り竿が出ていたので注文したが、結局  4ヶ月待っても届かず、あきらめた。(Aマゾンが返金してくれたからお財布は痛まなかったが、心が痛んだ。)

 

先日R天市場からのメール広告に安いカーボンロッド釣り竿があった。まぁ、国内の業者だし大丈夫かな?と注文すると、思いの外早く届いた。(安心の国内業者!)

 

 

早速釣り竿の導通を測定してみた。上部3段は黒いのでカーボンむき出しだと思われるがそのほかは表面に塗装がされている。カーボンむき出しと思われる3段はちゃんと導通があり、段をまたいでの導通も確認された。

 

(最上部1段目 784Ω)

 

 

(1段目と2段目 946Ω)

 

塗装されている各段の間も下の段との接合部は塗装がはがされ段間の導通が取れているようだ。

 

(格段の下側、塗装がはがされ黒い部分が露出している)

 

しかし、一番下の段は最上部の部分は導通があるものの、最下部(手元)では導通が無い。

 

(最下段の上部、内側に導電塗料のようなものが塗られている)

 

(最下段上部内側の抵抗、21.9Ω)

 

試しに手元にドリルで穴をあけ、タッピング・ビスを入れてみたがやはり導通が無い。

途中の部分の塗装をカッターではがしてみたが、カーボンと思われる部分が出てこないし、やはり導通もない。

 

しばし呆然としたが、気を取り直し、ネットで先人の給電方法を調べていたら,最下段は,感電防止の観点から絶縁材が使われているようだ、という記述があった。(そりゃそうだよね)

 

 

まぁ、そうと解っていたら穴なんかあけなかったのに、と思うも小生の事前の調査不足、ということでちょっと反省をし、善後策を考えることにする。

 

(つづく)