「ヘルシー・エイジングのための12条」(アンドルー・ワイル博士)
アンドルー・ワイル博士の「ヘルシー・エイジング」については、以前、何回か触れました。
「長寿」に共通することとは
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10119262761.html
「アンチ」エイジングではなく、「ヘルシー」エイジングを
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10116793592.html
ケ-ブルテレビを観ていると、よくサプリメントなどの健康食品のCMをやっています。
「なるべく元気で長生きしたい」
「100歳まで現役でいたい」
という願望を、テレビのなかに出てくる“一般人”の方々が言われて、それには、ということで健康サプリの宣伝となるわけですが、もちろん、健康で、長生きしたい、という願望は、ぼくにもないわけではないし、しごくもっともな願望と思います。
100歳まで現役でいたい、というのも、またもっともというか、願望としてはありかなあと思うのですが、しかし、と考えてしまいます。
実際にそのひとが100歳近くまで元気で生きたとして、さて、もう十分生きたから、と満足するのでしょうか、それとももっと生きたい、120歳まで生きたいと望みを延長するのでしょうか。
健康に生きたい、という願望がそのひとの生命力を駆り立てる、ということもあるかも知れないし、そういう意味では長生きしたい、という願望は生命力にいい作用を及ぼすのかもしれない。
それにしても、とも思うのです。
願望というと聞こえはいいが、これもまた一つの“欲望”とも言えるかな、と。
欲望はキリがない。
「足るを知る」ということも大切になってきますね。
と考えると、ただ健康に、きれいに、見た目若く、長生きしたい、というだけではなく、アンドルー・ワイル博士がいうように、加齢を否定すべき、忌み嫌うべきものとして対抗する(=アンチ・エイジング)のではなく、年齢を受け入れながらもその年齢なりの果実を実らせつつ「潔く、優雅に歳を取る」=「ヘルシー・エイジング」がやはりいいなあ、と。
以下、ワイル博士の著書『ヘルシー・エイジング』(上野圭一氏訳)のなかから、便宜的に「ヘルシー・エイジングのための12条」のみ、挙げてみます。
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ヘルシー・エイジングのための12条
1. 抗炎症ダイエット(※)を食べる。
2. からだの防衛力と自然治癒力をサポートするために、サプリメントを賢く使う。
3. 予防医学を有効に利用する。自分の老年病のリスクを知る。適切な診断法とスクリーニング法、予防接種を利用し、(血圧やコレステロール値の上昇などは)初期のうちに治療を受ける。
4. 生涯をつうじて、規則的にからだを動かしつづける。
5. 適切な休息と睡眠をとる。
6. ストレス防御法を学び、実行する。
7. からだとおなじく、こころも鍛える。
8. 歳をとっても、社会的・知的なつながりを維持する。
9. 心身を柔軟にたもつ。喪失に適応することを学び、もはや自分の年齢にふさわしくなくなった行動を手放す。
10. 老化がもたらす恩恵について考え、自分自身のためにそれを発見する。
11. 老化という現実を拒絶しない。そうしないと、老化を止めようとしてむだなエネルギーを使うことになる。老化という経験を、スピリチュアルな目覚めと成長の契機として活用する。
12. 学んだ教訓や智慧、もっている価値観を、折にふれて書きつけておく。そして、人生の岐路に立ったときに、それを読みなおし、追加し、改訂して、近しい人たちに読んでもらう。
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(※)抗炎症ダイエットについては、幅広い、深い考えと実践が求められます。
詳しくは、ワイル博士の著書『ヘルシー・エイジング』をどうぞ。
ヘルシーエイジング/アンドルー ワイル

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「長寿」に共通することとは
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10119262761.html
「アンチ」エイジングではなく、「ヘルシー」エイジングを
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10116793592.html
ケ-ブルテレビを観ていると、よくサプリメントなどの健康食品のCMをやっています。
「なるべく元気で長生きしたい」
「100歳まで現役でいたい」
という願望を、テレビのなかに出てくる“一般人”の方々が言われて、それには、ということで健康サプリの宣伝となるわけですが、もちろん、健康で、長生きしたい、という願望は、ぼくにもないわけではないし、しごくもっともな願望と思います。
100歳まで現役でいたい、というのも、またもっともというか、願望としてはありかなあと思うのですが、しかし、と考えてしまいます。
実際にそのひとが100歳近くまで元気で生きたとして、さて、もう十分生きたから、と満足するのでしょうか、それとももっと生きたい、120歳まで生きたいと望みを延長するのでしょうか。
健康に生きたい、という願望がそのひとの生命力を駆り立てる、ということもあるかも知れないし、そういう意味では長生きしたい、という願望は生命力にいい作用を及ぼすのかもしれない。
それにしても、とも思うのです。
願望というと聞こえはいいが、これもまた一つの“欲望”とも言えるかな、と。
欲望はキリがない。
「足るを知る」ということも大切になってきますね。
と考えると、ただ健康に、きれいに、見た目若く、長生きしたい、というだけではなく、アンドルー・ワイル博士がいうように、加齢を否定すべき、忌み嫌うべきものとして対抗する(=アンチ・エイジング)のではなく、年齢を受け入れながらもその年齢なりの果実を実らせつつ「潔く、優雅に歳を取る」=「ヘルシー・エイジング」がやはりいいなあ、と。
以下、ワイル博士の著書『ヘルシー・エイジング』(上野圭一氏訳)のなかから、便宜的に「ヘルシー・エイジングのための12条」のみ、挙げてみます。
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ヘルシー・エイジングのための12条
1. 抗炎症ダイエット(※)を食べる。
2. からだの防衛力と自然治癒力をサポートするために、サプリメントを賢く使う。
3. 予防医学を有効に利用する。自分の老年病のリスクを知る。適切な診断法とスクリーニング法、予防接種を利用し、(血圧やコレステロール値の上昇などは)初期のうちに治療を受ける。
4. 生涯をつうじて、規則的にからだを動かしつづける。
5. 適切な休息と睡眠をとる。
6. ストレス防御法を学び、実行する。
7. からだとおなじく、こころも鍛える。
8. 歳をとっても、社会的・知的なつながりを維持する。
9. 心身を柔軟にたもつ。喪失に適応することを学び、もはや自分の年齢にふさわしくなくなった行動を手放す。
10. 老化がもたらす恩恵について考え、自分自身のためにそれを発見する。
11. 老化という現実を拒絶しない。そうしないと、老化を止めようとしてむだなエネルギーを使うことになる。老化という経験を、スピリチュアルな目覚めと成長の契機として活用する。
12. 学んだ教訓や智慧、もっている価値観を、折にふれて書きつけておく。そして、人生の岐路に立ったときに、それを読みなおし、追加し、改訂して、近しい人たちに読んでもらう。
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(※)抗炎症ダイエットについては、幅広い、深い考えと実践が求められます。
詳しくは、ワイル博士の著書『ヘルシー・エイジング』をどうぞ。
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