長渕剛の詩画展に行ってきました。
今回で五回目で、タイトルは「殺気」です。
サブタイトルは、黒い血が流れる日となってます。
テーマはタイトルの通り、殺気を感じるほどの怒りで、
自然、特に東日本大震災に向けられています。
大地震と津波に対する絶望と怒りが殺気として
表現されてますが、それだけでなく人間の強さや
希望も言葉や絵で表されています。
もちろん、怒りだけでなく若者や子供に対する
優しい眼差しや故郷、そして両親に対する感謝と
愛の気持ちを表現したものもあります。
でも、強烈な印象を残すのは、やはり大震災に
対する怒りでした。
東北では仙台だけの開催ですが、他の東北の
都市でも開催されればよかったと思います。
東北全部が難しければ、太平洋側の宮城を
含めた三県、そして県庁所在地だけでなく、
石巻、釜石、いわき等の中核都市でも開催
されると多くの人々に観てもらえるのにと、
残念な気がしました。