プロコーチの登竜門、ICF(国際コーチング連盟)の
認定資格試験 ICF Credentialing Exam
が昨年8月から難易度が上がったというお話をよく聞きますね。
かく言う私も難易度が上がってから受験しており、
4回目でようやく合格できました。
2回不合格となったところで、「勉強方法を変えなければ!」と痛感し、
対策講座を2講座受講したり、さまざまな勉強方法にチャレンジしてきました。
その結果、合格するための3つのコツを悟ったのです。
Exam合格のコツその1
コア・コンピテンシーの4カテゴリーの関係を理解する
コア・コンピテンシーの4カテゴリー
A.基盤を整える
B.関係性をともに築く
C.効果的なコミュニケーション
D.学習と成長を育む
この4カテゴリーは並列ではありません。
ピラミッド構造で覚えましょう。
プロコーチはついついテクニックに走り、
効果的なコミュニケーションか否かに着目してしまいますが、
コミュニケーションを支える土台が2つあるということです。
コーチングスキルの前に、
●コーチとしての基盤は?
●クライアントとの関係性は?
という視点から、設問と選択肢に着目していきましょう。
Exam合格のコツその2
Good Action(最善の行動)は細目と紐づけて選択する
選択肢を選ぶ際、
「この選択肢は細目●-●だから正解」と即判断できるようになるまで、
コア・コンピテンシーを読み込みましょう。
セッション経験が豊富なコーチほど、細目への意識が希薄になり、
ご自身の経験値から選択してしまいます。
経験値から判断すると、間違いが多くなる
ということを肝に銘じて、
「この選択肢は細目の何番なのか?」という思考を徹底してください。
Exam合格のコツその3
Bad Action(最悪の行動)を選択する基準は3つ
試験中、Bad Actionに該当しそうな選択肢が2つ3つあるということが多々あります。
その際は、言葉尻をあれこれ解釈するよりも、
以下の3つの基準から選択することをお勧めします。
・倫理に反している
・クライアントとの関係性が悪化しそう
・コーチ主導で進めている
この度合いが強いほど、最悪なんです!
学習方法編
私は、Good ActionとBad Actionを選択できるようになるために、
様々な方法で取り組みました。
その中で効果的だった方法は以下3つ。
★項目ごとに細目の順番を入れ替え、ストーリー性を持たせて覚える
細目を上から順に覚えるのは苦痛です。
自分が覚えやすいストーリーを創って、細目を並べ替え、芋づる式に覚えていきましょう。
★細目は毎日ノートに書きながら覚える
私は細目を読むのではなく、毎日のようにノートに書くことで覚えました。
すらすら書けるようになり、すぐに次を思い出せるようになると、ゴールは目の前です。
★模擬試験を何度も解く
勉強方法を変えるために、いろいろ調べる中、このような模擬試験を見つけました。
ICF Credentialing Exam Simulator
全文英語ですが、Google翻訳で和訳しました。
一部意味不明の設問があるものの、
「この選択肢は細目●-●だから正解」
という思考習慣を付けるためには、最適の勉強方法でした。
その他にも、こんなことにチャレンジしました。
① 細目を録音して、移動中もリスニングする
② 英書和訳本を読んで、米国人の思考スタイルに慣れる
③ 細目の相関図をつくる
④ カードゲーム化して学ぶ
①は毎日、いつでも勉強する/できるという安心感につながりました。
②は英語が苦手になった私にとって設問を読むスピードが上がり、効果的でした。
③と④は今後の受験者のために、実用化したいなと思っています。
このような試験対策をオンライン講座として開講することにしました。
試験対策の勉強方法を教えることを目的としています。
かつ、皆さんに1日も早く合格していただくために、
受講者の方々が合格するまで、ご希望に応じて何回でも継続フォローに応じます。
ICF認定コーチ数は、全世界で5万人。
日本は、1千人を超えて、世界第8位だそうです(2023年10月時点)。
質の高いコーチングの普及と浸透のために、共に頑張りましょう!
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