5分で学べるビジネススキル
以前、公開した「コーチングの仕組み」では、
コーチングは聴く、聴いた後、アドバイスや提案、指示命令をせずに、
質問するというお話をしました。
聴くスキルと質問するスキルを習得するということです。
しかし、こんな話を時々伺います。
コーチング1日研修を受講してきた管理職の方が、
「明日から、うちのチームでもコーチングをやろう」
と言いながら、2,3ヶ月に出てきた言葉。
「コーチングって聴けば良いんでしょ。
聴いてもダメだ、うちのメンバーは全然話そうとしない。」
「コーチングって質問すれば良いんでしょ。
質問してもダメだ、うちのメンバーはあまり話そうとしない。」
実は、コーチングとはスキルを習得しても機能しないんです。
クライアントとコーチの間に信頼関係が無ければ、
クライアントは真剣に考え、話そうとしません。
コーチは信頼関係づくりが大事なんですね。
では信頼関係づくりのために、何をすべきか?
銀座コーチングスクールでは、2つお伝えしています。
自己基盤
自己基盤とは、クライアントにロールモデル(模範)を示すこと。
100%完璧なロールモデルになる必要はありません。
日頃の活動の中で、クライアントを勇気づける何かを示し、伝えることです。
そのために、まずコーチ自身が自己肯定感を持ち、
自分の成功体験や失敗体験を必要に応じて、包み隠さず話せるようになること。
知ったかぶりは最大の敵。
ロールモデルとして自分磨きに努め、
クライアントを勇気づけられることを増やし、自己開示していくことが求められます。
コーチングマインド
コーチはクライアントの中に答えがあると信じ、
クライアントの可能性を信じることが大事です。
「このテーマに関しては、彼のこれまでの知識・経験の中に必ず答えがあるはずだ」
と信じて、心から応援する気持ちを持つことが大事。
この自己基盤とコーチングマインドを発揮して、
コーチから一歩ずつクライアントに歩み寄り、
信頼関係を作っていくことが求められます。
したがって、銀座コーチングスクールでは、
コーチングスキルを習得する前に、
自己基盤とコーチングマインドから学びます。
いったん、コーチング入門編はここまで。
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