ごきげんよう


今日のブログは料理について。

ちょっと難しい内容かもしれないけれど、ご興味のある方は学んでちょうだいね


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2005年に食育基本法が成立して、
法律でも生きるための基本的な知識として 、
食に対する心構えや伝統的な食文化についての総合的な教育を『食育』と呼ぶようになったのよね 

そんな中で食に対する興味関心も増える一方で
様々な情報が溢れてきて、時に真逆な教えも漏れ伝わってくるのは世の常というもの

例えば、料理学校で料理のプロを育てるためには一定の方程式が必要。
(方程式とはその業界の常識とも置き換えられること&
その業界で働いていくためには知っていないといけないこと)

いわば業界共通のルールってところ。
単なる料理好きの人とプロを分ける境界線みたいなことよ〜

もちろん多くの先達の知恵が織り込まれた伝統を守っていくことは尊いこと。
一方で『常識』とは時代や国や文化の違いで変化していくものなのよね。

その接点がうまく折り合えば・・・より豊かなものがうまれるのよ

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それでさっきの方程式の話にもどるけど
それを基本としておさえていないとお話しにならない
だけどそれを踏まえた上で崩すことも大切

というわけで、トシ&リティ スタイルはこんな感じ・・・

①昆布の調理
プロのルール:濡れた布巾を固く絞って表面の汚れを取る。煮汁も濁らない。
崩し:昆布の成分が結晶化して表面についたものが白い粉。とても大切な部分なので取りたくない。

②さつまいもの調理
プロのルール:皮は厚く剥いてから水にさらす。
崩し:水にさらすと本来の旨味や栄養を減らしてしまう。 澄んだ味わいにすることよりも皮の繊維質やミネラルなども頂くことが素材を活かし健康にも好ましい。

おそらく料理学校の先生はこれを見たら顔をしかめることでしょうね
だけど、どちらも間違いじゃないのよ

同じ手間をかけるにしても
どういった観点から料理を作るかを考えて調理をしていくと
それを口に運ぶ人の姿が想像できてしまうものよね

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今日からそんなことを考えて料理をしてみると
あなたもワンランクUPしたお献立ができるかもしれないわね

うふふ

とはいえ・・・

一番大切なのは

ビタミン愛

ってことを覚えておいてね


ではまたっ




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