ごきげんよう

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いつでも心はひとつ、Toshi&Lithiよ

今日のテーマは『セックス』について。

よく取材やバラエティ番組の収録で

「どっちが男役でどっちが女役ですか?」

って聞かれることがあるんだけど、こういう質問って僕たちはあんまり好きじゃないのよね・・・

気になるのは致し方ないとしても、剥き出しでそんな質問をぶつけられると、ちょっと失礼に感じるわ。

だって僕らはセックスをするためだけに一緒に居るわけじゃないからよ。

僕らを繋いでいるものは性的欲望ではなくて



だから、今の僕らにとってセックスはあんまり重要なものではないのよ。

ベッドの中での物語は、ふたりだけの秘密にさせておいてね

うふふ


ところで昨今、セックスレスで悩んでいる人は多いみたいね。

パートナーが抱いてくれなくなって女性としての自信を失ってしまった・・・

昔は激しく求めてくれたのに、今の夫は一切私のボディに触れようともしない・・・

そんな話をよく聞くわ。

そんな時、多くの人はかつての情熱を取り戻そうと躍起になるわよね。

だけどね・・・

過ぎ去ったものを掴もうとしても、それは永遠に得られない・・・

それが人生よ。

だから”今をどう生きるか”にフォーカスすることの方がよっぽど大切だと思うのね。

そもそも

「セックスがないと愛を感じられない」

ということ自体が根源的な問題だと思うわ。

確かにセックスは愛情表現の手段のひとつではあるけれど、他にも想いを伝える手段っていっぱいあると思うの。

だから、カップルだからって常にセックスしていなくてもいいと思うわ。

人間はセックスアニマルになるために生きているわけではないのよ。

欲望をぶつけ合うことが愛でもないわ。


食卓を囲んだり・・・

同じ空間で呼吸したり・・

ふたりで手を繋いでお散歩して

木漏れ日の光に季節の変化を感じたり・・・

シーズンモチベーションをおうちで実践して

同じ時節を過ごしたり・・・

「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえり」

そんなさりげない言葉を交わしたり・・・・

そうやって日常の積み重ねの中で小さなことを分かち合って

相手を気遣いながら

ふたりだけの心のアルバムを増やして

お互いに人間として成長していくのが

パートナーシップの醍醐味だと思うわ


だから、お互いパートナーに発情しなくなったくらいで関係性をあきらめないでちょうだい。

実はそこから先の関係性の中に、ほんとうの愛が芽生えるのよ。

それに、男の人って案外繊細だからリビドーを燃やし続けるのって結構難しいのよ。

10代の頃に嵐のような性欲を持っていた男性でも、30代後半あたりになると、たおやかな小川の流れように、静寂な欲望に変わることだってあるの。


欲望で『恋』がはじまるのは自然なことだけど、やがてそれは『愛』という形に昇華させていくものだと思うわ。

恋には下心がつきものだけど、愛は常に真ん中に心があるの

だから、相手に『まごころ』も持って接することのほうが、パートナーシップにはより重要よ。

下半身だけで繋がっていたら、きっと遅かれ早かれ関係性は破綻してしまうわね・・・

だから・・・

下半身で結ばれるよりも、心と心で向き合うことよ

うふふ


セックスって、非日常的に、ごくたまに愉しむから良いものだと思うわ。

365日毎晩セックスするよりも、365日相手を想って手料理をつくる方が関係性を深めるには効果的だと思うのよね。

ほんとうの愛はハダカにならなくても証明できるものなのよ