エライザ前髪、なかなか手強い。
先日、元部下ちゃんから相談を受けました。
今では、彼女も部下を持ち、部下の事で悩む世代。
「ちょっとプライドの高い、自分が仕事できると思っている部下の扱いに困っている」とか。
仕事の優先順位も微妙に違い、指摘すると口をきかなくなるらしい…。
なんかちょっと聞いた事ある
「めっちゃ時間かかるけどー。」と前置きして
「自分が低反発枕になった気分になってみて。」とアドバイス。
「ひとまず、思うことがいろいろあっても、ぜーんぶ吸収して『うんうん』って聴いてあげて。」
「『そうかそうか』って、全部『なるほどねー、○○さんはそんな風に考えてるんだねー。そういう視点もあるんだねー。』ぐらいの感じで、全部吸収してあげて。」
「でー、どうするんですか?」
「ぜーんぶぜーんぶぜーんぶ聴いて、そこから『○○さんの言うことはよくわかったよ』って言ってから、こちらの考えを言ってみて。そしたら、ちょっと聴く余裕と姿勢出来てるから。」
「へー、なるほどねー。確かに、私、自分の方法を押し付けることしか考えてなかったかもー。」
「これは今から何年も前に、初めてマネージャーになって、自分の理想ばかり振りかざしていた私に、あなたとNさんがそうやって接してくれたことから学んだんだけどね。」
「えー、マジっすかそーでしたっけ」
「うん、2人が血気盛んな私の話をめっちゃきちんと聴いてくれた後で、私の言ってることのおかしい所を指摘してくれたり、アドバイスくれて。言いにくいこともあっただろうけど、私の思いも汲んで話してくれたから。最初は、ちょっと『はー?』とか思ったけど。でも、あの経験がなかったら、部下の話を聴くことの大切さに気づけてなかったと思う。」
「マジっすかー。」
「マジっすよー。みなさんには、本当にお世話になったなーって思ってますよー。」
彼女は、「ふむふむ」言いながらも、あの元気な笑顔で
「やってみますわー」って。
人一倍寂しがり屋で、人間大好きで。感受性豊かな彼女なら部下ちゃんと信頼関係作ってくれると思います。
健闘を祈る