空気が流れるものづくり。    -2ページ目

空気が流れるものづくり。   

家具・居場所・あそび。

日本中、金環日食な朝。


天気予報では曇りだったのでなんとか見れるだろうと

少し期待してカーテンを開けると曇りもくもり。


小雨も降っていた。   残念。


これでは見れそうもない。

まあ、日食グラス持ってなかったけど。


通勤途中、ラジオも日食スペシャル。


東の方では見れたみたいです。

九州は残念でした。



でも、あきらめきれない小学生。

日食グラス片手に曇り空を見上げていました。


ただ気温は少しひんやりしていた様な気がします。


いつもと違う朝の空気でした。



夜NHKのプロフェッショナルでサッカーの岡田監督が言っていた一言。


「プロとは覚悟。」


なるほどと思う言葉でした。

平成19年度、職業訓練校

木工科に入学。


生徒は20代前半から上は62歳ぐらいまで。

約30名。


いろんな人がいました。


知識ゼロでの入学でしたので

すべてが勉強。


木材の性質、道具の使い方、刃物の研ぎ。

基礎からみっちり教わりました。


あと木工業界の厳しさも。


でも楽しさしかなかったな。


高校サッカー終わってからは

本気になって打ち込むものってなかったし

やっとみつけたって感じでした。


1年はあっという間。


すぐ独立する人もいたけど

自分は家具製造会社に就職。


将来を見据えて量産のライン作業ではない会社に

入り現在に至ります。


つづく。


今32歳です。


25歳の時、結婚。


大学卒業後、約5年務めた通信会社をやめて


26歳の時、木工の世界に飛び込んだ。


結婚後いろいろ考えるようになり


出た結論が


家具職人になる。


ということ。


もちろん嫁さん大反対。

というか本気でやりたいのか?

本気なら今後のプランはどうするのかを問われました。


それからは嫁さんを説得するため

どこで木工が勉強できるかを調べ

ここ福岡の田川に職業訓練の木工科があること。

1年間失業保険をもらいながら勉強できることがわかりました。


あとは個人でやってる家具工房を訪ね話を聞き

ほとんどの人が「この世界は厳しいよ。やめた方がいいよ。」と

なんとなく楽しそうに言っていたり


青春18切符で名の知れてる家具工房を見に行ったりし

てはじめて家具を見て感動したりして


どうせやるなら独立を目標にしよう。と決めました。


そんなこんなで嫁さんを説得。


会社をやめて職業訓練校の試験を受けました。

合格してよかった。もし落ちていたら・・・。


会社を辞める時みんなに言われました。


「すごいね!    奥さんが。」 と。


というわけで無事入学できました。

このころは木工業界がここまで厳しいとは思ってもみなかった。



つづく。


通勤途中の筑後川の河川敷に

黄色く菜の花が咲きだした。


桜もピンクがちらほら見え出した。

昨日、福岡では開花宣言があったみたいです。



学生の頃は、春休み、卒業式、入学式。

木工を始める前の仕事の時は新入社員の入社などで

春独特の空気、緊張感があった。



今の会社では新入社員の入社予定もないし

3月、4月もいつもと変わらずすぎる。


だから余計に春に敏感になった。

天気の良い朝は、気分もあがる。


ポカポカが心地よい。

好きな季節です。


いろいろありすぎて中々前に進まなかった。


でも本当に少しづつだけど

動きだした感じ。



もうひと波乱ぐらいありそうだけど・・・。



でももうなんでも来いって感じ。


お金の事以外ならなんとかなる。



少しづつ進んでます。