これまでの事。1 | 空気が流れるものづくり。   

空気が流れるものづくり。   

家具・居場所・あそび。

今32歳です。


25歳の時、結婚。


大学卒業後、約5年務めた通信会社をやめて


26歳の時、木工の世界に飛び込んだ。


結婚後いろいろ考えるようになり


出た結論が


家具職人になる。


ということ。


もちろん嫁さん大反対。

というか本気でやりたいのか?

本気なら今後のプランはどうするのかを問われました。


それからは嫁さんを説得するため

どこで木工が勉強できるかを調べ

ここ福岡の田川に職業訓練の木工科があること。

1年間失業保険をもらいながら勉強できることがわかりました。


あとは個人でやってる家具工房を訪ね話を聞き

ほとんどの人が「この世界は厳しいよ。やめた方がいいよ。」と

なんとなく楽しそうに言っていたり


青春18切符で名の知れてる家具工房を見に行ったりし

てはじめて家具を見て感動したりして


どうせやるなら独立を目標にしよう。と決めました。


そんなこんなで嫁さんを説得。


会社をやめて職業訓練校の試験を受けました。

合格してよかった。もし落ちていたら・・・。


会社を辞める時みんなに言われました。


「すごいね!    奥さんが。」 と。


というわけで無事入学できました。

このころは木工業界がここまで厳しいとは思ってもみなかった。



つづく。